Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

福井ラウンドテーブル ZoneB・セッションⅢ佐藤学 さん

実践研究福井ラウンドテーブル
http://www.fu-edu.net/story/1070
・ZoneB・セッションⅢ・佐藤学 さん
・教育長・文科・教育学者が語り合う、
もっと早くこういう機会を持っているべきだった
 (日本の教育は)25年遅れた。
・日本は教員が修士号を持っているものが数% 
海外では2割以上いる。

・日本にはグランドデザインがなかった!
・25年分の遅れを取り戻すのは難しい
・良い方向に変えるのには労力が必要
・(大切なのは)専門家教育なのでは

・専門家教育なら「プロフェッショナルスタンダード」が必要、
もう一つ考えるべきなのは現実に現職研修に必要なのは何か?
ホントに教師の所にとどいているのか?

・(教師の研修は)1年・5年・10年目の研修しかない、
教師1人がどう学ぶのか?
・高校の校内研修の回数は世界最低
・50年前のガラパゴス化でしょ
・小中学校で週三回研修
今のように定着したのは昭和10年代1930年代
・琵琶湖のほとりでその頃の研修資料を発見したのだが、
中身が今と同じだった!

システムを変えないとまずいのでは?

・教師一人の軸で考えないで、
  センターが何を与えるかを考えなかった・・・。
・日本の教師にはキャリアラダーがない(この段階を作るべき)

・専門家のオートノミー(autonomy)
・モチベーションが働いていない。
・もう一つはほとんどの国では大学院レベルに達しているが日本の場合は・・・

・教員評価システムが自己申告のポートフォーリオになっているべき。
・やる人はやるけどやらない人はやらない、
一般行政の研修システムにしかなっていない。

・教師はどこで学ぶのか?
「誰のアドバイスが最も役に立ったか?」
・「同学年の同僚」「同一教科の同僚」・・・

 教師の学ぶ場は教室を中心に同心円的構造でなければいけない。

中を一番厚くして、外は固める。
・その時に大学が果たす役割は大きくなる。
・協力学校を各学校は10校は作りなさい。
・そうじゃ無いと教師を育てられない、
現場から学ぶ研究者があまりにもいない。

・教室を中心に同心円状に・研修計画を考える。

イメージ 1