Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

福井ラウンドテーブル ZoneB・セッション 「21世紀の教師教育をイノベーションする」

「21世紀の教師教育をイノベーションする」シンポジウム後半

・林さん(福井県教育委員会・教育長)

・学習者からの目線で。
福井県が接続性を重視しているという点。
・教員のロードマップを作っている。
 どの年代の時にどう学んでいるかを作っている。
 研修のカルテをどうとるか?
・通信型の研修など個人の記録をどうとってどう管理するか?

・伊藤さん(長野県教育委員会・教育長)

・ライフステージに応じて 
・セルフチェックしていく
・行政が提供していく研修
ポートフォリオというとすぐ評価に結びつくなど反対もある
教育委員会の研修では全く足りない、日々の実践の中でどう高めていくか。
・やらないで自由で良いのか。
・(ここにいる先生は浮いてる先生?)

鈴木寛さん(文部科学省・参与/福井大学教職大学院客員教授

・キャリア型ラダー
・頓挫してしまったが・・・・
・財政当局からの支援がないのは予想したが、
 「智のコミュニティー」からの支援がなかった
・キャリアラダーは大学がすべき、
 行政がやると・・・・(政治に)
・25ある教職員専門職大学院ポータルサイト・研修計画・教員実践を作る。
・最もアクティブになって欲しいのは教育大学院 
・政治はエモーションなのでしっかりしたエビデンスが無いと難しい。
・政治プラスメディアに対するタフさ
・教員定数も厳しいところに押し込まれている。
・(前回の少人数教育といった)同じ手法で運動論を言ってもダメ、
 教員の質向上という研修定数をとって行けば、
 この結果どうパフォーマンスが変わったという事が
 エビデンスが出せたら、変わるかも!
・学校現場から研修定数をとっていこうという動きが出せないか?
 現場からの強い要望と提案があれば。

佐藤学さん (学習院大学・教授)

・今の教師達がなぜ潰れているかというと官僚的な雑務が増えているから
・自律性を支える外部の教師評価システムが必要
・新「陣」確保が必要。専門性と地位の向上
・行政が何ができるか、ではなく教師がどう学ぶか・生徒がどう学ぶかだ
・研究テーマを学校が決めるのはおかしい専門家として一人で個人で決めるべき
・一人一人の子ども達にカスタマイズしていく教育のあり方を実現していく
・そのために自律性を実現していくという課題がある。


 他のOECD諸国に比べて25年遅れているといわれる日本の教育、微力ながら現場で実践する側も 何とか変化をもたらすことができればと思いました。

 フォーラムは大盛況で全国だけで無く世界から700名の参加がありました。

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