Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

CEの普及を振り返りALの普及を思う。

・「キャリア教育の推進」時にも反対者が多かった。
 うちは進学する学校だから職業教育はいらないとか、
 生徒の未来を何かに当てはめようとしているとか、
 若者をだますな、人生を薄っぺらに考えている等さんざんな言われようだった。

・「キャリア教育」は今も様々な言われ方をしているが、
 それが導入された頃の15年前を思い返して欲しい。
 全てが有利なパイの取り合いで労力は
 既存の「序列確保」のために費やされていた。
 その可能性を得るための偏差値教育、
 就職率だけが指標で、
 教師は手柄を奪い合った。

 あのままで良かったのだろうか?

 寄らば大樹としてランキング上位だった就職先は
 その後全て「順調ではない」ではないか。
 「キャリア教育」の普及で「キャリア」は
 自分で考えるものだという考え方は広まった。

 アクティブラーニングの取り組みには
 「正解は偉い誰かが教えてくれるものではなくて、
 最後に自分で出すものだ」というメッセージが含まれる。

 教授法についても長い間の議論がある。
 たぶんここについても「正解」はないと思う。
 ただ「正解」を求めてトライすることにムダはないと思うのだが。

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助走には時間がかかる でも 飛び立て!