Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

病院でのインターンシップがスタートしました(12年目)

本年度の病院でのインターンシップが始まる

 医師・薬剤師・看護師・理学療法士インターンシップ
受け入れてもらっている地元の病院
本日より合計24名の生徒がお世話になる。

 (お忙しい中、貴重な時間、今年で通算12年目のおつきあい)

 本日はその初日2名の生徒が薬局でお世話になった。

今年から、医師体験では午後にディケアセンターを訪問するので
そちらの見学にもうかがった。

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 病院薬剤師は市中の薬局と違って早く正確な情報を提供しないと行けない緊急な事もある。
 
薬の説明も患者に説明して出す。有害な作用が出ることもあるので説明必要。

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 デイサービスの見学
 日中だけのデイサービス施設も今年から医療体験者には訪問してもらう。
 利用者は1日平均20名
 利用者は個別対応を好む

 女性は交流できるが、
 男性は交流したがらない。

 三島市内では入所待ちはない。
 週三回、生活介護・在宅支援・家族の介護支援
 利用してもらうメリットは家族間の問題解決という点もある

 一割負担で利用できるのは良い
 医療機関が母体なので医療依存度の高い入所者さんが多い

 高校生が現場に入るときの注意は、
 直接かかわって解除してけがさせる事もあるという点。

 「3K」と言われている
 サービス業である。

 看護師は2名、ベテランが携わる
 

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仕事を知るだけでなく 高校生のうちに社会の矛盾にも気がついて欲しい!
 福祉の現場にも
 縦割れ行政の弊害でさまざまな問題点がある
 散髪すると→その時間はサービスを受けていないから介護保険適用外
 散歩すると→所内にいないので同様
 歯医者に行く→医療保険との併用はできない
 
 といった理由で利用者の立場に立ったら不便
 これらの計画はケアマネージャーが立てるのだが
 一ヶ月先まで、シフト表を組む事になっている。
 
 世の中で「ここは変だよ!」って高校生の時に気がついて
 学び始めたら
 どれほど強い推進力で
 そこから
 進むことができるだろうか
 気がついていないだけ
 見せていないだけ?
 足元にもたくさん
 ヒントが転がっている