午前中の登校日の後
(担任のお仕事も大事な1日でした)
職員研修
本年度の研修テーマは「カリキュラム・マネジメント」
研修担当として
今回は先生方に「ルーブリック」の作成を体験していただいた。
本年度「カリキュラムマネジメント」なので
各教科ごとに着席していただいて
いつものように前回の復習と今回のねらいを示した
オープニングムービー視聴
オープニングは前回の研修のふり返りと
今回のねらいのハイライトを示す2分のムービーから。
その後「ルーブリック」についてのレクチャーを30分程度
(ねらい・活用方法・効果・設計指針・設計順など)
いよいよ作成
個人→教科グループでのルーブリック作成
今回作成したルーブリックは「聞くスキル」
本年度は「行事」で「カリキュラム・マネジメント」を支援しているので
今回の研修もまずここに関連して進めてみる。
1~2年生の行事に関連して
生徒が生徒に「発表」するという
具体的な場面設定の一部を切り取って
そこを評価する「ルーブリック」を作成。
ICTも活用
今回の研修は昨今冷房施設が整ったばかりの
社会科教室で実施したので
先生方が作成した各々のルーブリックを
loilo note for schoolと学校のiPadを活用して提出
(全員分のアカウントを配布しての体験でICTの活用の研修も兼ねている。)
実際に「聞く」という体験もしながら
再度「ルーブリック」を見直してもらうというかたちでふり返りも兼ねて
各教科の代表に発表もしてもらった
すると・・・
各教科からでてきたさまざまな視点
英語・国語・数学・地歴公民・理科・保健体育と
同じ行事でも「評価の視点が違う」という事を共有できた。
(「評価」に対する視点の拡大と「重層化」、具体的な違いの部分はヒミツ・・・)
2学期からの授業に繋げる。
今回の研修の目的は実は「授業」
今回は「行事」という共通体験を通じて生じる視点の「違い」を通して
教科ごとの特性を浮き彫りにすることで
「授業」の中での聴く力(教師からだけでなく、生徒間も想定)を高め
「対話的で深い学び」へ一歩進めることも狙ってみた。
ここで得た視点は、新学期(2学期)の担任業務
最大のターゲットである
先生方一人ひとり
1時間1時間の授業に繋げることを目標としている。
いつものパターンで「ふり返り」
発見したこと・感じたこと・疑問・すぐ取りかかりたいこと等
付箋で師予定箇所に貼って研修は終了。
(ここはloilo note for schoolのカードで進めても良い)
好意的な感想が多かったので
研修担当としては
とりあえず「ホッ」としました。
今回も県の指導主事の視察もありました。
今年度4回取り組んだ「カリキュラム・マネジメント」に関する研修ですが
次回は「フィードバック」をテーマとする予定。
「ルーブリック」に関して次年度さらなるクオリティーの向上を目指す予定です。