Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

第4回職員研修はカリマネ→「ルーブリック作成」

午前中の登校日の後
(担任のお仕事も大事な1日でした)

本日は自分の職場にて
職員研修

本年度の研修テーマは「カリキュラム・マネジメント」


研修担当として
今回は先生方に「ルーブリック」の作成を体験していただいた。

イメージ 1


本年度「カリキュラムマネジメント」なので
各教科ごとに着席していただいて

イメージ 2


いつものように前回の復習と今回のねらいを示した

オープニングムービー視聴

オープニングは前回の研修のふり返りと
今回のねらいのハイライトを示す2分のムービーから。

その後「ルーブリック」についてのレクチャーを30分程度
(ねらい・活用方法・効果・設計指針・設計順など)

いよいよ作成

個人→教科グループでのルーブリック作成

今回作成したルーブリックは「聞くスキル」

本年度は「行事」で「カリキュラム・マネジメント」を支援しているので
今回の研修もまずここに関連して進めてみる。

1~2年生の行事に関連して
生徒が生徒に「発表」するという
具体的な場面設定の一部を切り取って
そこを評価する「ルーブリック」を作成。
イメージ 4

ICTも活用

今回の研修は昨今冷房施設が整ったばかりの
社会科教室で実施したので
先生方が作成した各々のルーブリックを
loilo note for schoolと学校のiPadを活用して提出

(全員分のアカウントを配布しての体験でICTの活用の研修も兼ねている。)

実際に「聞く」という体験もしながら
再度「ルーブリック」を見直してもらうというかたちでふり返りも兼ねて
各教科の代表に発表もしてもらった

すると・・・

各教科からでてきたさまざまな視点

英語・国語・数学・地歴公民・理科・保健体育と
同じ行事でも「評価の視点が違う」という事を共有できた。

(「評価」に対する視点の拡大と「重層化」、具体的な違いの部分はヒミツ・・・)

2学期からの授業に繋げる。

今回の研修の目的は実は「授業」
今回は「行事」という共通体験を通じて生じる視点の「違い」を通して
教科ごとの特性を浮き彫りにすることで
「授業」の中での聴く力(教師からだけでなく、生徒間も想定)を高め
「対話的で深い学び」へ一歩進めることも狙ってみた。

ここで得た視点は、新学期(2学期)の担任業務
最大のターゲットである
先生方一人ひとり
1時間1時間の授業に繋げることを目標としている。

いつものパターンで「ふり返り」

イメージ 3

発見したこと・感じたこと・疑問・すぐ取りかかりたいこと等
付箋で師予定箇所に貼って研修は終了。
(ここはloilo note for schoolのカードで進めても良い)

好意的な感想が多かったので
研修担当としては
とりあえず「ホッ」としました。

今回も県の指導主事の視察もありました。

今年度4回取り組んだ「カリキュラム・マネジメント」に関する研修ですが
次回は「フィードバック」をテーマとする予定。

「ルーブリック」に関して次年度さらなるクオリティーの向上を目指す予定です。