Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

Inquiry 探究

出張ではないが
ちょっとした仕事で静岡へ
高校生達の「探究」の発表を観てきた。

続いて
探究についてのワークショップにも参加

イメージ 1

「探究」においても
「何を目指すのか」・・・・私たちがそれをする目的は何か?
  まず「理念の共有」が大切と思う。
 そこと、生徒のエンジンとなる。
 生徒の主体性・問い・学習がリンクし、
 時間、資金、人材といった具体的解決策を探る事になる。

 現在職場で自分も関係している探究活動としては
 ビジネスコンテストや課題研究(理系)がある。
 そこそこ全国レベル(時には世界レベル!)の視野で生徒達は励んでいる。

 前任校から取り組んでいるキャリア教育も
 日々続けている授業も
 先生方との研究会も全て
 「探究」と繋がっている。
 (と、自分では勝手に思っている。) 
  
 「探究のデザイン」で大切にしたいものは?
 生徒の「探究」も大人の「研究会」もよりよいものにしたい!
 (地元で教育に関する研究会を不定期に実施している)
 現場での体験を通じて得たInquiry(探究)のコツ。
 探究をデザインする上で大切なのは以下の8項目

 ①生徒・参加者にとって意味のある活動で世界への貢献に繋がること。
  (Authenticity) 

 ②学問的手続き手法に則り深い理解に繋がる活動になること。
  (Academic Rigor)

 ③自他から適切な方法とタイミングで評価が得られること。
  (Assessment)

   ④学校・職場の枠を越えること。
  (Beyond The School)

   ⑤情報通信機器を最大限に活用すること。
  (Use Digital Technologies)

   ⑥実体験豊かなアクティブな活動をすること。
      (Active Exploration)
 
   ⑦その道の熟達した人と交流すること。
     (Connecting with Expertise)

   ⑧目的達成にいたるための緻密なコミュニケーションをとること。
     (Elaborated Communication)

 ※海外の取り組み事例からも一部ヒントを得ています。
   でも、ズバリ!  もっとも大切なのは → デザインをしている教師自身が「探求者である事」でしょう。