Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

いろいろ考えながら、loilo Noteのテストカードで受験指導しています。

Students are learning by using the loilo Note test Card app      

While automatically scoring past university entrance exam questions.

It is convenient for teachers to get results on the spot.

 

8月半ばからずっと続いた史上最長の2学期が、金曜にやっと終わった・・・。

今年度の後半 loilo Note for School に 

「テストカード」!?♡が実装された。

 

今回は「これを使って、入試対策を進めてきた。」

 → というお話+雑感

 

loilo Noteのカード活用としては2つのパターンを実施した。

 

一つ目、

普段の授業の復習として単元ごとの復習テスト

授業後に実施する。(生徒は各自のスマホから回答する)

 

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( ↑ テストのタイトルにオヤジ感が(;゜ロ゜))
これは企業秘密なのでここには書けない? 

(*゜∀゜*) たいしたことはしていないが・・・

 

もう一つはセンター過去問演習(共通テスト対策)

 (2学期に使ったのはこの全16セット、3学期も追加予定。)

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実際のセンター試験過去問を授業内で受験して

(問題用紙は大学入試センターのHPからプリントアウト、または赤本を購入している。→ ここは「紙ベース」なのだ。 )

 

自己採点をこのカードで行う。

( ↓ 生徒の入力画面がこちら )

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受験生の正誤と得点率がその場で分かるだけでなく

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 (第1問の解説は不要だが、正解率が低い第2問は解説の必要がありそうだ ! )

解説」欄にヒントとしてメッセージが打てるので

各自のペースで閲覧させている。↓

 

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( ↑ どのようなアドバイスを書込むか、ここがけっこう悩みどころとなる。)

 

さらに

クラス・集団といった全体の傾向だけでなく

一人ひとりが各問題でどの選択肢を選んでいるか、一目瞭然

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一番知りたい所は

何ができて、何ができない×のか?

(特に誤答が多い問題で、どの選択肢を選んでいるのか?)

 

一人ひとりの、できる、できないが瞬時に把握ができる。

生徒がどの様な間違い×方をしているのか

 ↑ ここがすぐ(約10秒後に!) 分かるところがとてもありがたい♡

 

各回の各生徒の得点力の変化を追いかけていけば

演習の回数がどの位必要なのかも読めてくる。

(必要以上に無駄な回数の練習させる手間も省ける。)

 

多くの先生方が課題としている

50分ベースの共通テスト(新テスト)指導

勘と経験「努力だ!・根性だ!」ですすめていた部分が

データで精緻化できる時代になっているのだ。

 

※「自動採点と集計」

 同様のことはGoogleのサービスでも可能だ。

 しかしながら、

 生徒全体にGoogleアカウントはまだ配布していない

 普段使いの延長からの

 手間いらずの使いやすさという点では

 目下の所loilo Noteのカード利用に軍配があがると思われる。

 

 

今年から導入される

「新テスト(共通テスト)」の自己採点を

これで行えば、瞬時の生徒の学力診断ができ

次の学年の指導計画が立てやすくなるだろう。

 

(゜д゜) さらに、ちょっと心配していることがあるので綴っておく。

※若者や子どもにも感染力が強いといわれる

 英国からの新種株も入り込んできている(´;ω;`)

 新型コロナウイルスの感染拡大の状況次第では、

 新学期の授業が予定通りに行えるかも未知数だ。

 場合によっては想定外の展開になるかも知れない。

 

 年末年始に兄弟・姉妹が帰省して一緒に生活した後

 感染が判明する事もありうる(゜Д゜) 

  家のなかで、兄弟で会話するのにずっとマスクって無理でしょ?

 

 様々な状況を勘案すると

 1月中旬の「新テスト」実施時期は感染のピークになっているかも知れない!?

 そして「新テスト」が実施出来たとしてもその後の、

 2次試験や私大の独自入試の実施可能な状況であるのかも

 現時点で不確定だ。

 

 考えれば考えるほど「合否判定の資料」として、

 この「新テスト」の重要性が高い事が分かる。 

 

 もちろん、学習の結果は「入試の得点だけではない」と認識している。

 合格の先にある進路に向けて

 まずは、受験生一人ひとりが安心して受験でき

 本来の力を出しきれることを願っている。

  

 今は、とにかく、できる限りの事をしておいて、前に進むしかないか。