予期しない出来事が発生し、
今も続いたまま2020年が終わろうとしている。
その様な中で
新しい年の準備が進んでいる。
今年は、勤務地がかわり
「教科」「進路」「研修」と担当してきた
自分の『役割』を再度見直す年であった。
年の瀬に、新しい環境の中で
考えてきた事を綴っておく。
『仮説』→「人生」は「選択」でできている。
→ 「なにができるか」ということは「何を選ぶか」に繋がる。
①人生は「選択」の連続である。
②「なにができるか?」とは
「何を選択するか?」という事であり
「現在」とは選択の「途中経過」である。
一人ひとりは、
「あるべき未来」を「選択」によって築いていく途中にいる存在である。
③教科を通じた「賢い選択能力」の育成は、
主体的な生き方(キャリア教育)にも繋がる。
④「賢い選択能力」とは
「選ぶ範囲」・「ベネフィットとコスト」・「オポチュニティコスト」など
「何を選ぼうとしているのか」を正しく理解し
適切なタイミングで選択ができる事である。
⑤1回1回の「選択」はゴールへの過程であり、
「選択」には理由があり説明できるはずである
(選ぶ理由・選ばない理由)
⑥「選択」の後には次の「選択(問い)」が待っている。
次の「選択(問い)」を発見し、
より良い解決(仮説と検証)に向けて
さらに活動していくことが「主体的な学び」である。
⑦この過程を通じて自己が成長することで、
持続可能なより良い世界を構築する
ウェルビーイング(HappinessではなくWell-being)に向かう
エージェンシーを育成することに繋がる。
2021年という新しい年も
今の段階ではここから先、
何がおこるか分からないが、
この『仮説』に基づいて
実践を構築していくことになりそうだ、
今は正解はないしかし、
「何かある」と思えば「何かある」
きっとある。