Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

探究と進路について

本日が三学期の終業式

とりあえず

一年生の「探究」をプロデュースしてきた。

取組みながら考えてきた事の一部を記しておく。

 

生徒各自で取り組んだ「探究」ポスター発表

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「探究」

たどり着くゴールが定まらない時代では

What・ HowよりWhy (なぜあなたはそれをするのか、何のためにするのか?) 

が重要になる。 

「探究」をどうするか?

という悩みを良く聴く

それは、どの様に進めるかという方法、教材、情報を尋ねる問い。

それはツールに過ぎない。

大切なのは

「なぜ探究するのか?」

 

「あなたはなぜそれを『探究』するのか?」

この問いの答えを見つけることの大切さをし実感している。

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「進路」

 人には能力、適性、個性がある。

「西洋」では得意な分野で神に呼ばれるという考え方から

英語のCallingには職業という意味が含まれる。

学校では全方位の成果が求められるが、

社会では自分の強みで勝負すべきだ。

自分の強みを知り

磨くだけで無く

それをどの様にプロデュースするか?

いいものを持っているからきっと声がかかると思っていても

仕事は来ない。

「自分の強みを、どの様に見せるか、どの様に発信するか?」が重要だ。

そして、

「東洋」では職業は「縁」

自分の根付いたところで頑張ると道が見えてくると考える。

自分を知り(やりたいこと・すべきこと・できること)

社会の中での自分の役割に気づき、

対話を重ねて行くと

大きく成長し

力を発揮できると考えている。