年内入試で進学する受験生が増えている。
年内入試というといわゆる「推薦・総合入試」なのだが
この「推薦・総合入試」には
ライフプランニング・ キャリアプランニングが必要と思う。
入試倍率が下がり「⼊れる⼤学」から「⼊りたい⼤学」へとシフト
入学後どのような「ライフ」を過ごしたいか
そことの関わりも志望校選定には重要だ。
人生の各ライフステージにおける⾃分にとって良い仕事に繋がるか?
欲しいのは何か?
・やりがい、
・⾃分のペース、
・モノ、
・そこそこの満足、
・ライフスタイル重視、
・周囲からの承認?
リクルート総研による調査によると⼈⽣には六つの重要な意思決定があるという。
その6つは
・上級学校への進学、
・最初の就職、
・転職・独⽴・企業・退職、
・上京・転勤・移住、
・結婚、
・⼦の誕⽣
以上6つだという
そのうち普通科の場合多くの生徒が高校時代に決定するのは
上級学校への進学であり
地方の場合それは同時に
上京・移住をともなうものになる、
この人生を左右する6つの選択を決定するのは
高校⼆年次⽣出の進路決定プロセスが重要であることを
筆者は進路発達度調査によって統計的に確認している。
高校生2年⽣の終わりまでに志望を語れるようになっていると
3年生以降の進路決定が充実したものになっている。
そのためには
多くの「カウンセリング」の機会を持ち
自他との対話「ダイアログ」を
「スパイラル」に重ね
自分自身の物語「ナラティブ」を語れることが大切。