Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

全高進 シンポジウム「認証評価機関の評価結果で大学選びが変わる」

●シンポジウム「認証評価機関の評価結果で大学選びが変わる」
(公)大学基準協会事務局長 工藤潤氏  http://www.juaa.or.jp/accreditation/university/result.html

(独)大学評価・学位授与機構理事 岡本和夫氏 http://www.niad.ac.jp/

(公)日本高等教育評価機構副理事長 相良憲昭氏 http://www.jihee.or.jp/kikanbetsu/kikanbetsu.html

 司会全高進事務局長 東京都立晴海総合高等学校 千葉 吉裕教諭

 (前半部分は都合により不参加のため後半部分のみ)
 
 
イメージ 1

 
大学基準協会 財務・納税者・大学のステークホルダーは広いが、
 大学の質の改善・社会に対する貢献を目指している。
 
・岡本、学生参加が評価の項目には入っていない

・高等学校で高等学校の評価をするときに、
 生徒が自分の学校をよくするのにどうしたら良いかを考える。
 そんな学生をどう育てるか?という視点。
・相良、2020年は教育についても意味がある18歳人口が底をつく時期。
・大学側がどの評価機構を使うかを選ぶ視点は?
 →機関の評価基準・方法としては一緒、
 手数料料金が違う。
 会員制を取っているところもあるので年間単位で考える。
・基準協会、学位授与機構、高等教育評価機構と三つある
 入り口は違うが出口は一緒
・自己点検評価をする根拠資料を恒常的にとって分析している。
・評価がどのように使われるのが良いと思うか。
・認証評価の結果を大学が受けて、どうやって至らざる点を変えて行くか。
 大学自体でしか、できない。
・基本的に潰れたのは大学の責任
・選ぶのを高校生や親にやれというのは難しい。
・認証評価制度導入の背景は中教審の大学の質保障。
・大学は社会の評価を受ける市場原理が入っていく。
・適合するためには何が必要か大学側にも伝えている。
・評価結果を読んでいる一般の人はほとんどいない。
・7年サイクルで2巡目に入った
 →再度不適応になった。
 義務を負っている者が。やっていない?
 
・認証評価ができてから、
 審査評価を受けたのをきっかけで自己点連が始まった。
・日本の某難関大でも海外の大学側から成績の信頼性を求められたとき
 GPA等の基準で示されたとき信頼されないということもあった。
・日本国内だけで良い大学だねって言っている場合ではない。
・7年間の時間で中間評価の3年間の支援をしてもダメなところはダメ、
 大学設置基準を満たしていなくて、
 初回・3年目・7年目ともダメ、手の付けようもないという学校も。

・改革が一歩遅れてしまうと傷口がどんどん広がってしまっている。
・努力してもらわないと退場してくださいということになってしまう。
・評価結果を高校生に読んでもらいたい。
・評価基準の認証評価を受けなかったという事実は分かる。
 7年に一度だ。

 最後に一言


・工藤 今年から大学の情報公開で「大学のポートレート」が始まる。
 各大学の情報と認証評価が見られるようになっていく。
・認証評価が社会に知られていない。
 制度そのもの・認証評価の中身を公表したい
 
・岡本・人材を創ると言う意味での高校大学の接続が必要
・相良・大学評価について関心をもってもらいたいのは、
 「大学独自の基準」というところ。
 どのような特色どんな基準を持っているのかを見てほしい。

ちょうどこの話かあった日の夕方二つの機関から、大学評価について不適合校が発表されていた。

 
 

大学基準協会による

 
 

大学評価(認証評価)の結果、大学基準に適合していないと判定した大学

(2014.3.27)
私立福山大学

 


日本高等教育評価機構による

【不適合】

(私立)神戸夙川学院大学自己点検評価書評価報告書

【保留】

(私立)種智院大学自己点検評価書評価報告書