Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

がんセンターインターン(前編)

がんセンターインターンシップ
イメージ 1
病理訪問
恒例のがん細胞を観て触る体験
(これができないのなら医療系進路は再考)
(実際過去に何人も進路を変えた者がいます)

3ミリ単位のがん細胞も
診断で分かる
医療機器の進化は著しい
医師講話
イメージ 2
医師になるまでとがんの総論

医師になるまでの道のり

医師になった後
臨床・研究のどちらかに

臨床医
研究医
アドバイザー

がんセンターでの仕事は
臨床・研究・教育

7時出勤
診察
カンファレンス(問題症例・議論)
 学会準備原稿作成など
8時帰宅

土日も患者さんの状況で出勤もあり
気管支鏡検査

超音波を使った内視鏡もある
血液中のがん細胞を取り出す
DNAレベルの検査
がんの免疫チェックポイント療法

レジデント制度
医者になって2年程度の医師の教育
がんの診療についての教育

コミュニケーションが大切

がんの成り立ち
がんの原因
喫煙
感染
環境
微生物や飲酒による場合も
環境によるもの
ホルモンバランスなども

死亡率の推移
昭和56年からがんは死亡率首位

がん細胞は
血管をまわっていって
各臓器に浸潤し

どの大学出てもがんセンターに勤めることができる。

質疑応答(実にたくさんの質問が出ました)時間オーバーに!


研修医って何年か
2年
・・・・・・・・・・
陽子線治療について聞きたい
長所と短所は

副作用が軽いと言われている。
保険が適用されていないので保険が利かない
価格も高い
・・・・・・・・・・・
がんができる原因
タバコと感染というが
感染の場合ウイルスががんになるのですか


細胞が傷ついて遺伝子の異常が引き起こされてがんになる
・・・・・・・・・・・・・・・・
時術などで細胞が残った場合

手術で撮れるのは目に見えるがん細胞
見えないものが残ることも
もしかしたら再発するかも
今は16CELSくらいのがん細胞を見つけることができる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
薬品の臨床検査承認までの期間はどのくらいか

抗がん剤の種が見つかってから20〜30、年はかかるかも
ここが日本の問題点
・・・・・・・・・・・・・・
高校の夏休みはどうしていましたか

部活動(サッカー)行程表計画を書いて勉強もしていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
転移のメカニズム
がんが血管に入って
組織につくかつかないか

そこは今まだ解明できていない
・・・・・・・・・・・・・・・・
病院内で避難訓練してますか

しています
患者さんは参加しない

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
がんには悪性・良性腫瘍ってあるのですか

がん自体は悪性腫瘍
・・・・・・・・・・
腫瘍って何

良性腫瘍は異常なし
悪性は遺伝子の異常で増え続けるもの

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
早期発見のための健康診断に見つからなかったら
他の方法で見つけることはできますか

X線さらにCTでも見えないものがある。
血液をとってがん細胞を見つけるなどの方法もあるがお金がかかる

・・・・・・・・・・・・・・・・・
がんは放っておいてはいけないのですか
そうすると正常な臓器の働きや全身のバランスを崩す
だから勢いを制御した方が良い。
・・・・・・・・・・・・・・・・
内臓や皮膚ガンはよく聞くけれど
目とか神経にもできますか

神経や骨・目にもできます
神経とかも取れねなら手術でとる。
・・・・・・・・・・・・・・・
感染という言葉が出たのですが
人から感染することは

人から感染することはない
人を介した感染はほぼないと考えて良い
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
がんセンターのホームページに施設案内を見たときに
骨髄移植病棟だけ離れているのはなぜ

血液のがんを手術すると免疫が低いので無菌状態にするため
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
がんはどこにでもできるという話だが
何ができやすい場所は

特にできやすいという臓器はないが
いろいろなところにできる
喫煙率が上がるとがんにはなりやすい
・・・・・・・・・・・・・・・
抗がん剤を使ったら髪の毛が抜けるのですか

がんの細胞だけでなく正常な細胞も影響される
髪の毛は細胞の再生が早いので
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
遺伝によるがんの発症率ってどのくらいですか

親からもらった遺伝子によってがんになるもの
乳がん・大腸ガンなど
頻度は多くない
原因があるが遺伝子以外でがんになる人の方が圧倒的に多い


イメージ 3


今年は質問がとても活発でした。