Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

夏休み中の学びを振り返る。文教大学仙﨑先生

【講演会】テーマ「キャリア教育の推進と展望」
 文教大学名誉教授 仙﨑 武
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70年間の教育史・進路指導史
学校進路指導のおおまかな歩み

進路指導はキャリアガイダンスという国際的学会がある。
今から50年前国際教育職業学会、
ブリュッセルOECDの支援で始まった。
疲弊したヨーロッパを立て直す、
日本はいち早く進路指導は学問だということに気づき
IAEVGに加盟、

立教大学で藤本先生からボケーショナルガイダンスを学んだ。

27年前 IAEVG 東京で三日間のセミナーを行った。
ヨーロッパの人々との交流が始まった。
どうしてヨーロッパ並みに国際会議をしないのかと言われた。

昨年の世界大会
世界40カ国から五百人四日間
国内で報道されないのが残念だった。

その大会で話したこと。
1「キャリア教育」の舞台は学校である。
 (職業教育をバカにするくには滅ぶ
 →ドイツを見習う、マイスター
  マイスターを取ると店を出せたり役人になれたりする。
  25歳くらいだと大学を出ているとマイスターの方が尊敬されている。
  
2 キャリア教育の目標と育成したい能力 
 基礎的・汎用的能力、生きる力

3 キャリア教育の実践的展開・その成果と課題
 報告書になっている

4 キャリア教育の未来と期待
 韓国・インドネシア
 日本とアメリカは個人の自立というのを
 キャリア教育の目標に掲げているが、
 もっとアジア的な家族尊重主義・家族を大事にした
 インドネシアにはインドネシアモデルがある。

 シンガポールアメリカでなく
 イギリスをモデルにしてキャリア教育を作った。
 東大の教育は質は高いが国際化していない。
 韓国、は日本で行われるガイダンスのセミナーに
 今まで出てきていなかった。
 失業・ニート対策という、
 重要なキャリア教育をしようとしている。

 一方で反グローバリズムが進んでいる。
 イギリスのEU脱退

 一億総活躍社会などと公共の関わり
 キャリア教育を日本の政策の柱に推進の柱にしないのか?
   シドニーPマーランドの米国の憂い
   文部大臣の教育に関する認識は?
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  90を超え最後の講演ということであった。