マスダール・シティはアラブ首長国連邦(UAE)の環境先進都市
サステナブルな暮らしを求め2006 年から建設が始まっている
スマートシティ
ドイツの地理の教科書に紹介されていたので少し調べてみた。
2006年に発表した化石燃料を使わないゼロカーボン都市。
中東で最もエネルギー効率の高いビルや、
大規模な太陽熱発電所
完全自動化された個人交通システムなど、
最先端の設備が整えられている。
しかし、
世界同時不況のあおりを受け、
計画は、発表から10年が経ったいま、
わずか5パーセントしか完成していない。
当初の予定通りには進捗していない様子。
ゼロカーボンを実現するためのエネルギー技術は
太陽光発電と集光型太陽熱発電、
太陽熱利用、
二酸化炭素の回収・貯蔵、地熱システムで
これは二酸化炭素を蓄積できるだけでなく、
老朽油田が再生し、
再び石油を産出できるようにもなる。
エネルギー源のうち、
53%を太陽光発電、26%を集光型太陽熱発電、14%を太陽熱利用で得ている。
興味深い技術は満載だ。