Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

「他者の靴を履く」にエンパシーという事が書かれている。

ブレイディみかこ 著「他者の靴を履く」

アナーキック・エンパシーのすすめという本を発見

「エンパシー?」聞き慣れない言葉だ。

f:id:Geogami:20211017212946j:plain

かわいそう・気にかけている・支持・関心を示す

「シンパシー」とは違い

「エンパシー」は他者の感情や経験などを理解する能力

 

「正しい」とか「間違っている」とか

人間は良く間違うくせに他者を批判しながら生きている。

 

誰にでも「エンパシー」を使う事が

「多様性時代の落とし穴」でカオスになってしまう。

 

同じ意見や考えを持っていない人の立場を想像する知的作業が「エンパシー」

エンパシーは個人が自分のために身に付けておくべき能力

今、世界が必要としているのは「エンパシー」

 

「エモーショナルエンパシー」(共感)ではなく

「コグニティブエンパシー」(他者の立場になって想像してみる)

その人がどういうことを感じているのかを含んだ

他者の考えについて、より全面的で正確な知識を持つことが必要だ。

 

それは「自分を失う事」にはならない

別に、その人に共感するため、同情するためと言う目的ではなく

「他者の靴を履く」ことで

その人がなぜ自分には許せない行為をするのか

それをどうすれば減らせるのか

どこから問題が生じているのか

どうすればその考えを少しでも変える事ができるのか

こういった資料が得られる。