・「活用を図る学習活動」は新学習指導要領改訂のキーワード
日本の中高生「読解力」を問うPISA型調査
「活用」を主に問う全国学力・学習状況調査のB問題の正答率が極端に低い
・だから「思考」力「判断」力「表現」力が乏しいのではないか?
確かに→ 生活の中での問題解決・討論・表現が苦手な若者が多い!
確かに→ 生活の中での問題解決・討論・表現が苦手な若者が多い!
・そこで「活用」がクローズアップされてくる。
・「活用型の学習」は、教科学学習で学んだ基礎的・基本的な知識・技能の定着の上に積み上げるかたちをとる。
それは、「粘り強い思考力を発揮して自分らしい表現を追求する問題解決的な教科学習」を目指すものになる。
・この手の授業は毎時間する必要はない。
「教科」における問題解決学習。
問題解決型「活用学習」、
問題解決型「活用学習」、
自然と、複数の工夫を含む「サブカリキュラム」化する事になっていく。
・「活用学習」の七つの条件
・・・これをもって「活用学習」と呼ぶ(田中博之)
①問題の解決のためにどの様な既習の知識・技能を活用すれば良いかを意識化
②問題解決のプロセスを見通して思考や表現の段取りを考えさせる。
③話型・文型・思考型など、考えたり表現したりするための手本やモデルを教えて、それを個性的に活用させる。
④複数の資料を比較して問題の解決や主題の表現をさせる。
⑤人と異なる思考結果や創作内容を比較検証させる。
⑥活用する型の項目例をまとめておき、意識化できる様な工夫(活用辞典など)をする。
⑦活用力が付いたかどうかを自己評価させて次の活用学習に繋げる。
②問題解決のプロセスを見通して思考や表現の段取りを考えさせる。
③話型・文型・思考型など、考えたり表現したりするための手本やモデルを教えて、それを個性的に活用させる。
④複数の資料を比較して問題の解決や主題の表現をさせる。
⑤人と異なる思考結果や創作内容を比較検証させる。
⑥活用する型の項目例をまとめておき、意識化できる様な工夫(活用辞典など)をする。
⑦活用力が付いたかどうかを自己評価させて次の活用学習に繋げる。
「活用型」にするにはどの様な「問い」を投げかけたら良いのか?
実際の方法は・仮説検証・フィールドワークと報告・協同解決などとなる。
・「活用問題」の10の条件・・・どの様な「問い」を与えたら良いのか
(田中博之)
(田中博之)
①二つ以上の既有知識・技能の活用が求められる。
②解法や表現の型を活用する必要がある。
③複数の資料を比較して考えることが必要になる。
④「言葉」による論証が求められる。
⑤友達の考えに対する自分の考えが求められる
⑥複数の条件を満たした表現が求められる
⑦不必要情報や、誤った情報が含まれる時がある。
⑧ロジカルシンキングの型など思考の型が必要になる。
⑨多様な思考プロセスが生まれる
⑩生活の中の問題解決が含まれる
②解法や表現の型を活用する必要がある。
③複数の資料を比較して考えることが必要になる。
④「言葉」による論証が求められる。
⑤友達の考えに対する自分の考えが求められる
⑥複数の条件を満たした表現が求められる
⑦不必要情報や、誤った情報が含まれる時がある。
⑧ロジカルシンキングの型など思考の型が必要になる。
⑨多様な思考プロセスが生まれる
⑩生活の中の問題解決が含まれる