Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

「学習スキルの育成」power Learning について


 

・なぜ今「学習スキル」なのか?

・「学習スキル」とは「児童生徒が自らの学習を計画し、見通し、情報を収集して、結論をまとめ、発表したり交流したりして、最後に自己の学習を振り返る力」のこと。
 

・「学習スキル」が大切な四つの理由


①「新しい学習指導要領」では思考力・判断力・表現力といった「活用型」のスキルが求められている。
「活用型」=「問題解決型」であり、
「知識技能の習得」と「活用」のバランスが大切である。
②21世紀の「知識基盤社会」において
 知識を習得したり
 強くしたりするのに必要な技能で今後ますます必要になると考えられる。
生涯学習社会において
 生きていくのに必要な力は知識だけで無く、
 知識を探したり、身につけたり、創造したりする事が
 必要になってきており、
「学習スキル」が「生涯学習スキル(Life-long learning skills)
 になっている。」
④以上全ての理由と関連しているので、
 全ての学習者が自立的・主体的に学ぶために必要な技能である。
 
・「学習スキル」育成カリキュラムを意図的・計画的に学校の学習活動の中核にお きたい。
 

「スキルの獲得方法」論

 
 
「パワーラーニング」(Gwen Gawith グエンゲーウィス 1991)の考え方
「誰でも、学習プロセスをコントロールする事を学ぶ事によって、より多くのことを学べる様になる。」というシンプルな考えかた。
 
・12段階のサイクルモデルで示す。(Gawith power Learning)
 
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①学習の種類と自分の学びの個性を知る。  Leaners and Learning

②セルフマネジメント              Self Management

タイムマネジメント                Time Management

④計画づくり                        Planning

⑤思考スキル                        Thinking Skiks

⑥学習スキルと習慣                  Study Skills and Habits

⑦読書スキル                        Reading Skills

⑧調査・研究スキル。                Research Skills

⑨ノート作成スキル                  Notemaking Skills

⑩プレゼンテーションスキル。        Plesentation Skills

⑪試験を受けるためのスキル          Exam Technique

⑫評価スキル。                      Evaluating Skills

また①へ

・このモデルでは「一人学びの教科学習」をベースとしている。
・手順も示している。
 
 

学習習慣の確立が大きなテーマになっている昨今(特に新課程の生徒には)スキルを意識した指導が必要になってきている。