Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

「キャリア教育推進フォーラム」名古屋2

「アクティブラーニングと教授学習パラダイムの転換」 京都大学高等教育研究開発推進センター 教授 溝上 慎一先生

②アクティブラーニング

アクティブラーニングとは
受動的ではなく能動的な学習
「能動的な学習には、
 書く・話す・発表する等の活動への関与と、
 そこで生じる認知プロセスの外化」が必要
 (外化というところが独自ポイント)

認知プロセスとは、
 知覚・記憶・言語・思考といった
 心的表象としての情報処理プロセス
(論理的・批判的・創造的思考・推論・判断・意思決定・問題解決など)




頭の中が目一杯働く

 学習の社会化
 他者との知識のやりとりにおいて
 認知プロセスで深めていく事が必要

ex たとえば、医学部での学びが、
 医師国家試験のための六年間で良いのか?
 試験で測る力と身に付けたい力が一致してい無い!
 未来に向かって身につけさせたい力があるはず
 そういった基本が踏まえられた上で
 基本を外して試験だけというのはやめてほしい
「外化」というところが溝上さんのオリジナル


 わかっているのに言葉にならない
 表現・認知の育成
 「思考」より「認知」が上
 水準が上がっている
 活動して頭の中を働かせて
 表現する
 頭の中でこれを凝っていることを表現する
 認知の表現(認知プロセスの)「外化」は当然

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「様々なアクティブラーニング型授業」

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講義➕AL
ディスカッション・プレゼンテーション・共同学習・協調学習・ピアインストラクション・・・

明日は③初等中等教育に降りるアクティブラーニングです。 つづく・・・