Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

学歴(教育年数)とスキル・賃金の関連

教育にかかる費用について綴ってきたが、 学歴(教育年数)は、はたしてスキルや収入=賃金と結びついているのか?
 
 そのあたりを、OECDの調査を元にグローバルにとらえてみた。
  成人の職業スキル・生活スキル・職業意識
  調査シリーズ No.107 平成25年 3月20日
 成人の職業スキル・生活スキル・職業意識
  http://www.jil.go.jp/institute/research/2013/107.htm
 職業スキルに関する自信
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1.総じて年齢が高いほど自分の職業スキルに自信をもっており、年齢が若いほど自分の職業スキルに自信がなかった。その他、「大卒者」「高額所得者」「管理的職業従事者」「大企業で働く者」は自分の職業スキルに自信をもっていた。
 
 
 ベーシックな生活スキルとの比較
 
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2.総じて「女性」「年齢が高い者」「既婚者」「大卒者」は自分の生活スキルに自信をもっていた。特にマナーやルールを守る、生活リズムを守る、世間話・あいさつ・苦手な人と働くといったベーシックな生活スキルに自信をもっていた。
 
 
 収入
 によると、参加国全体で、読解力習熟度は雇用・賃金と正の関連を有している。
日本でも習熟度は賃金に対し正の関連を有しているが、学歴(教育年数)と賃金との関連が強い。
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ざっくりとした傾向ではやはり「職業スキル」「生活スキル」「収入」と学歴(教育年数)には相関関係があるようだ。