Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

Session0 シンポジウム 秋田喜代美さん

福井大学・実践研究福井ラウンドテーブル

・秋田喜代美さん

・「知識社会の学校と教師」訳者
 翻訳にあたりハーグリーブス先生の若い頃からの全ての論文を読んだ。


・理念で立ち上がって、困難に向かっていく、
 その姿が、どの学校も抱えている、問題に
 柔軟に対応する組織、日本にはあるではないか。

・ICTスキルが強調される社会の中で
 (目に見えるものが強調されている時代の中で)

・信頼
・価値
・民主主義
・学ぶ権利
・ベダゴジー
 これらが大事になる。
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・Pedagogy ベダゴジー(教授法)
・世界一働いている日本の教員

・多種多様な教え方への対応が弱い。
・教師が働く「時間」の構造を変え
 「知識」の構造を変えていく必要がある。
・日本人は謙虚で慎み深く働く

・人的資本・社会関係・意思決定の三つの資本はあるが
・プロフェッショナルな専門家としての関係が築けていない。

・学校の中で意思決定資本をどの様につくるのか

・「同僚性」という言葉が一人歩きしていて
・「何となく仲良くしましょうね」になっていないか?
・「社会関係資本」がしっかりすれば「人的資本」「意思決定資本」
 もしっかりしてくる。

・知識やスキルだけで無く
・「エモーション」「ケアし合う関係」「授業研究」

・日本は優れた点がいっぱいある
福井市では(幼小中高)「18年間教育」を作っている。
・レベルの高い教科書
・学校という枠を超えて教師の繋がりを作ってきた
・指導主事制度(学校間を繋ぐスーパーバイザー)
・賛否はあるが「開発学校」を作ってきた

・ディシジョンキャピタルとはなにか?を考えなければならない
 

 これからの私たちに求められるもの
・パフォーマンストレーニン
・教師自ら探求
・子どもの事実に基づくこと
・プロの学びとは何か?
・事実に基づいて持続可能な継続的な学びをどうつくっていくのか

・日本の風土にもともとある「長い目で見る」ことが大切。
・「知識」は分かち合うほど豊かになる。