Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

全国高等学校進路指導協議会  第37回進路学習セミナー鼎談2

鼎談「『キャリア教育の推進に関する総合的調査研究協力者会議報告書』から十年、これまでのキャリア教育を振り返る」昨日からの続き

4能力8領域の問題


・これを改善するのにこれまた10年かかった!
・これは「例示」だといって引き継いだが(宮下氏)
(確かに、当時は「金科玉条」のごとく、
 自分たちのキャリア教育の実践をこの表に当てはめて「うちもやっています!」
 と発表していた学校が多かった。)
 (例示として示した表なのに・・・・)
・これをそのまま当てはめることがキャリア教育になってしまった!
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・「基礎的汎用的能力」へ
・各省の出してくる数多くの「能力」提示の中で。
 全てを貫く要素をまとめていってできた、
 ただしそこ(各省庁)には「キャリアプランニング能力」がない!
 次の一歩はどこも記しているが、
 「歩み続けていく」必要があった。
・横文字だが・・「将来設計」ではプランニングしたり再プランニングしたりする、
 「キャリアプランニング」という言葉は生涯にわたって使う言葉だから。
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・そして、今回(基礎的汎用的能力について)は
「4能力8領域」に相当する表はやめた。

 宮下先生は藤田先生をコーヒー一杯で説得した。(東京駅にて12月)

・藤田先生が体系化制度化を進める。
・学習指導要領は変わります、
 理念は変わりません。
・学習意欲の喚起とキャリア教育
・小中高校で統一感を持たせたかった。
・学ぶことの理解→学ぶことと働くことの理解。
・高校では生活と社会と関連させながら・・・
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 (私もこの当時、中教審の下請けの仕事をさせていただいたことがあったなぁ。)