Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

全国高等学校進路指導協議会  第37回進路学習セミナー鼎談3

・最近の文部科学省の施策とキャリア教育の推進

・高校の新科目「公共」の設置と、
  高校のキャリア教育の中核となる時間の設置
・これからの時代を、自立した人材
・今後のアクティブラーニング
国民投票投票権 国家社会の形成者・新たな科目

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・最近の議論は道徳とキャリア教育の一体化、新たな科目
・より良い生き方、東京都(道徳とキャリア教育の一体化)
・東京都のHP2/12に書かれている。
・東京は再来年から全校で進める。
・どこからどこまで成長したかという「看取り」評価が必要、
 シビアなアウトカムの「看取り」が必要になるだろう。

・今後の施策を左右する先行事例になる、次の学習指導要領の改定に加わる。

・現場の人間として走りながら勉強してきた。
・キャリア教育資料集を作った。
・キャリア教育はこの10年間だけではない
・「稽古照今」古事記の言葉
・広島の河内高校が昭和56年の研究開発で普通高校
 キャリア教育的視点に立つ職業基礎1・2を作っている。
 これはいまだ色あせていない。
・これが土台になって産業社会と人間が作られている。

総合学科も開設から20年が経った、

・20年を迎えた総合学科、夢の扉の向こう側へ
・昭和59年の文部科学省の手引き
 →「キャリア教育とは
 初等中等・成人・、発達段階、生涯を見通した生き方を考える。」とある。

・東北大の菊地先生が「生涯キャリア発達」の話をして目から鱗だつた。
・「キャリア教育」は不易流行で30年間変わっていない、
 新しいことをする教育ではない。
・PDCAをまわすことを強調していた
・初等中等中心の話だったが、
 大学ではそうではない動きが出てきている、
 そういった所はどの様に写るのか?
・高等教育(大学)の部分では就職課というところがキャリア課になっていった、
 ただし文科の中で(大学を)担当するセクション・担当者がいない。
・学会でも大学の発表が増えてきた。
 そうせざるを得ない状況?
・採用試験でもキャリア教育の事は良く出る。
・出口指導にならない様に

Q・A

・キャリア教育と文科省が言っているが、
 現場としてはいろいろな省庁が言っている、何がどの様に違うのか?

 社会人基礎力は求人票に基づいているから使いやすい学校もある。
 →特に専門高校。
 文科の基礎的汎用的能力は最大公約数の所を並べ直して作った、
 だから使いやすいものではない→、人間力・社会人基礎力・学士力などなど、
 さらに自治体でも出している、一番使いやすいモノを使っていったら良いのでは。  
 「キャリアプランニング能力」は他省庁にはない。

 (この稿おしまい)