「学校」ってなかなか変わらないって言われますが・・・
例えば、こんな制約が
教科編成の制約
「公教育」を行っている学校では、
説明責任の果たせない教育効果が不明確なカリキュラムは導入できない。
(学習指導要領に則って教えるというのが基本です)
学校における教科の編成は学校施行規則に則っており、
自由度は結構低い。
しかし例外措置が三つある。
これに従わなくても高校のみは
「学校設定教科・科目」
というかたちで特色ある教科科目を設定できる。
(学習指導要領・総則)
「学校設定教科・科目」には
全国各地に個性的で豊かな実践がある。
ただし既存の教科科目の「読み替え」が必要で、
単位取得がベースになっている
高等学校においては
結局、自由度は実はそれほど高くない。
もちろん、年度や学期の途中からのスタートは難しい
(世の中の変化は早くなっているにもかかわらず)
こういったシステム的な背景からも
手続きが必要で
(「言い訳」ではないが )
私立に比べ公立学校の動きが遅れているのだ。
そんなわけで「教科」をいじるのは
結構大変
でも
「総合的な学習の時間」は実は工夫しやすい。
(富士山見えず、ちょっと残念)