Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

なぜ「教職調整額」が給与の4パーセントなのか

ブラックバイトなど
話題になっている
働く者の権利を教えるべきだという声がある

以前から気になっていた
「教員には残業代がつかない」→「教職調整額」がついているから
という件について少し調べてみた。
公立学校教員に支払われている「教職調整額」は4パーセントこれがあるのでいくら残業しても給料は一緒それではなぜ4パーセントなのか・・・・

根拠になっているのはなんと、
1960年(昭和35年)に当時の文部省が実施した教員の労働時間調査

その調査によると
当時の教員の平均残業時間は
週2時間程度ということが根拠
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参照↓             教職調整額の経緯等について
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/031/siryo/07012219/007.htm
(昭和41年度 文部省が実施した「教員勤務状況調査」の結果 によると
  <超過勤務時間>
1週間平均  
・小学校   1時間20分
・中学校 2時間30分
・平均 1時間48分
 1週間平均の超過勤務時間が年間44週にわたって行われた場合の超過勤務手当に要する金額が、超過勤務手当算定の基礎となる給与に対し、約4パーセントに相当。
※ 年間44週(年間52週から、夏休み4週、年末年始2週、学年末始2週の計8週を除外)
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当時と違って
現在の教員の残業は
平均1日2時間程度
1週間2時間の基準で計算されているが
現実は平均週8~9時間のサービス残業をしていることになる。

私の周りの人は
この二倍くらい
皆さん働いているような気がする。
(個人によって格差はあるが・・・)

  民間等では(一応)法律上はこうなっている・・・ ↓
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/roudouzikan/index.html

これっていつまでもこのままで良いのだろうか?

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