こう寶玉先生(香港 香港教育学院カリキュラム・教授法学部准教授)
※ご注意 あくまで個人的な講演メモです。
香港は日本との共通性が多い
大規模な教育改革をしてきた
香港の学校は政府系や慈善団体や私立
様々な学校がある。
改革
主要な改革は1990-2000年
第一の改革はトップダウンだった → しかし上手くいかない
2000-以降はもっと学校セクターとも話し合う必要が生まれた。
「人生を通じて学ぶ」という概念へ
国際的にもアカウンタビリティーが必要になった
学校が家に対してもアカウンタビリティーを必要とした
中等教育が7年から6年へ
ジェネリックスキルへの注目
香港の教育の品質保証について
学校の自己評価1997変換の年「品質保証検査部」発足
パフオーマンスindicator=SRの開示
2004に学外評価の評価、財務・経営管理・学習・教授法
教室の内容も観察しレポート
学校のアカウンタビリティーの枠組み完成
学校側からの報告も出てきた
他の学校がウェブサイトを見れば内容がわかるので競争になった
(現在はウェブでの開示はしない・評価も10から4日に短縮)
見直し
外部メンバーが入ってよりバランスをとる。
権限を分散させるのではなく
他の改革として様々な措置が行われていたが教育の質を上げるため
そして
新たな枠組みの紹介・各学習到達度・指標が出来た
生徒のパフォーマンスが測定できる
教師の教育・訓練
校長のトレーニング
校長になる前に教育コースを受ける
教師も専門性の開発プログラムをうける
教育改革の影響
試験の期間は生徒は緊張する生徒の将来に影響がある
追加的に教師に要求が加わる→負担増となり
しかも、自分たちが教えている学科教科を手放し新しい内容を教えることに。
否専門的である。
多くの教師が自殺
これは教育改革のせいではないと長官が発言して不信を持った・・・・
教育と学習への影響
Peerobservation
Collaborative リサーチ
セミナーなどを通して
教師はどう共同すれば良いかというレッスンを受け交流話し合いをしている。
「アクションリサーチ」→体系だったアプローチをしている。
政府の助成
学校や教師が協力する方法を学んでいる。
香港での教師はプロ意識高い
学生の学習成績への影響は非常に良好
国際数学理科教育でも良い結果
国際読書力調査でも世界一
読書に対する関心度合いは低いがパフォーマンスは高い
それは何を語っているか
ここで学んだことは
教育の質は教師の質に左右される
教室や教師に投資する。
パートナーと考えるべき
(私たちの置かれている状況は成果共通の悩み)