さまざまな尺度で
世界で「最も幸福な国」といわれる国はいくつかあるが、
西欧的な民主主義と資本主義経済のシステムでこの答えを出している国
それが「デンマーク」。
日本の1/9の本土面積(グリーンランドを除く)
570万人の人口、
実労働週35時間で完璧な社会保障制度
日本人の1.3倍の収入を得ている。
どうしてこのようなことが可能なのか?
「地元で幸せに生きる」というテーマで授業をしている中で
引っかかっている「幸せ」、
他の国ではどの様に作りあげているのか?
知りたくなって今回の旅に出た。
(前日からの)・・・つづき
991の水上バスで観光地で有名なニューハウンへ移動、
途中オペラハウスやシアターハウスなどの景観も楽しめてとても快適。
下船して再び街を歩いて
突然の雨、
さっきまでのスカンジナビアンブルーの空から天気は一変。
かなり本気で降られる。
離宮の入場はロッカーに荷物を預けてから、
デンマークの美術館や博物館に入る前は必ず荷物は預けることになっている。
「コペンハーゲンカード」を見せると入場は無料。
雨がひどくなったので、
ノールポートのハンバーガーショップで休憩をかねて食事。
すると、
雨が止んで日が差してきた。
ここもイギリスのように天気は変わりやすい。
午後は、ストロイエからラウンドタワーへ。
教会のタワーはらせん状のスロープであがる、
塔の尖端にはヨーロッパ最古の天体観測所がある。
そこから国立博物館、
ニューカールベア美術館を経てチボリ公園で夕食。
ポケモンGoもできる。
しかし、
街中で歩きスマホをしている人はあまりいない。
氷食地形のやせた国土だから・・・
デンマークの国土の約62%は農業用地であるが
やせ地である
そこで工夫
農業はハイテク化が進んでいる。
農業協同組合の発祥の地でもある
特に酪製品は競争力が高い
その他の主な輸出品は
機械や医薬品だ。
北海に面し風力発電が盛んだが
油田も発見され
もちろん水産業も盛んである。
デンマークってどんな企業があるの?
有名企業を挙げると
世界一のレストランnoma
スポーツ衣料のhummel
玩具のLego
陶器のロイヤルコペンハーゲン
等々
国の規模や総人口から考えると
小さくてもピカッと光る
デンマークデザインで知られる
クリエイティブな発想豊かな国
デザイン関係の美術館博物館が充実している。
欧州の景気悪化の影響を受けており