Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

「地理B」農業の学び方

「農業」は関門!!! 地名物産の暗記といわれる所以?

2年生「地理B」は現在世界のさまざまな農業形態を学んでいる。
「農業」の分野は用語も多く、統計も出てくる上
それまでの既習事項である「自然環境」とも絡み合い
生徒にとってはぐっと難易度が上がる。
ここからの学習は
通常系統立てて
さまざまな事象を
「覚え込ませる」事になる。

ぐっと用語も専門的になり
日頃農業分野に縁遠い
(一般に、今日の高校生は生活パターンと範囲が限定的で、消費といった経済活動を通した経験ですら、やせ細っているので仕方ないか?)

確かにある程度の「正確な用語の暗記」は必要になる。
しかし、それを覚えることがゴールで良いのだろうか?
そこで、
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今年の農業における第1段階のゴールは
タイプの違う農民がお互いの農場を見学したら
どんな話をするだろうか?
(たとえば「遊牧民」が「酪農家」を「園芸農家」が「焼き畑農民」を訪ねたら・・・)
そこで何に気がつき、どの様な疑問を持つだろうか?
その「セリフ」を考えよう?
(もちろん空想だが・・・学んだ知識を活用する)

今年はこのようなパフォーマンス課題を事前に示してから
授業を進めている。

評価用のルーブリックも示しておく。
(以前作ったルーブリックも一応あるので)


そういえば「セリフ」づくりは昨年もトライしていたなぁ !