Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

「パターンランゲージ」についての講話 メモ

慶應SDMヒューマンラボ公開講座 
「幸福学とパターンランゲージの対話」シンポジウム
~幸せは類型化・構造化できるのか?~

前野先生、伊庭先生の対談のはずだったが
伊庭先生が体調崩して参加できず。
学生が話をするという事になった。

そこでの内容メモ
(※主観が入っています。)

パターンランゲージ」についての説明
伊庭研は「創造社会」を作っている研究室
対象領域における経験則を言葉にする。

何かを作る領域において多くの人の経験をしている。
共通して成功している秘訣《型・パターン》を記述してみよう。
というもの。

・色々な人の色々な秘訣を抽象化
・経験則を「デザインの知」として作る。

 「状況・問題・解決」という三点セットに言葉をつける。
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 ものには名前が付いているが経験には案外名前が付いていない。
言葉をしっかりつけてあげれば言葉で経験指し示している。
具体性に陥らないすこし抽象的な中空の言葉になっている。

・マニュアルのようにここの現場に対応しているものではない

・「四つの幸せの因子」のように抽象的な理念と、
 いっぱいありすぎの具体例をつなげる言葉。
・ある対象領域における経験則をつなぐもの

・コラボレーションパターンの場合
・スキルベースでチームを作ると齟齬がある。
 共感のチームずくり、みんなが目指すものでチームを作る。
 志が一緒ならコラボをしていく。

・作ることの本質を捉えているために何をなぜどう作る。
 状況解決の三点セットとなっている。
・「つくる」ことの本質を捉える。
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・いままで生まれてきたパターンンゲージ
・建築→コミュニティーデザイン
・ソフトウエアのプログラミング
・組織変革のパターン
・教育のパターン
・井場研究室では様々な人間活動の領域を作成。
・1000パターン30分野に及ぶ

パターンランゲージは「認識のメガネ」
・世のなかに「経験」や「体験」を指し示す「言葉」がない。
・「思考の構成要素」
・「コミュニケーションの語彙」→共通言語
 つづく・・・