前野先生、伊庭先生2017年12月21日(木)19:30~21:30
「幸福学とパターンランゲージの対話」シンポジウム
~幸せは類型化・構造化できるのか?~
上記タイトルの後援会を拝聴
事前予告のメッセージは・・・・
無意識の力を伸ばし、日常で実践できる幸福学の研究を行ってきた前野先生と、無意識の知恵を 引き出し、言語化する「パターンランゲージ」の研究を行ってきた井庭先生とが対話することを通じて、人 々の幸せをさらにわかりやすく類型化・体系化できるのではないか。
そんな問いをもって、参加する皆さんと一緒に対話を深めたいと思います。
パターンランゲージや幸福学自体に興味のある方はもちろんのこと、見えないものをどうやって言語 化・構造化するのかを知りたい方や、二人と一緒に幸せの形を創り出したい・見い出したいと思う方、 ふるってご参加ください。
学生および一般の方の参加を心よりお待ちしています。
「これは是が非でも参加せねば!」
ということで、成績会議後明日の終業式の準備を終えて上京。
※残念ながら伊庭先生が体調崩して参加できず。
(井庭先生働き過ぎです、ご自愛ください)
今回は学生が話をすることになる。
このお二人同じ大学に20年前からお勤めなのに
実際に会ったことがなかったらしい
まずは先生の回復を願って
二人の会話は次の機会までお預けだが愉しみはとっておこう。
前野先生の講演が始まる。
・幸福学とは
・前野先生は機械工学出身
・ロボット研究をしていた
・就職してからはカメラを作っていた
・幸せがものづくりの設計変数に入っていないのはおかしいと思った。
・そもそも全ての設計に幸せが入っていないのはおかしいと思った。
・あなたの仕事は人々を幸せにするの・・・幸福学を始める。
・SDM と SFCは違う
・学問を中心にしながら話す
・一つの学問を軸に異文化交流するのがSDM
「幸せとは何か?」会場からのインタビュー
参加者がこたえたものは↓
・自分らしさ
・リスペクト
・トライ
・周りも幸せじゃないと
・自由
・解放感
・不安がない
・自己満足が大切かも
・人によってハードルが違う
・包まれている
・何をしていてもこれで良いんだ
・自信
・新しいことに取り組める。
・世のなかの見え方見方・・・で違う
・ポジティブ心理学→幸福学と近い
・コップに半分水が入っている時どう見るか
・満喫すること
・ウェルビーイング→健康幸せ・良い状態いであること、安定・永続?
・ハピネス→本人が嬉しい楽しいという感情、瞬間?
・幸せ→「し あわせ」→し→する・あわせ→合わせる
→何かをして巡りあわせる。
・幸せは何かをして回り合うこと
・幸せが良いと言っていたらそれが、幸せという言葉に短縮されてなった。
・し・合わせ → し・あい=試合と語源は一緒
・幸せは主観的なもの
・研究では主観的なものをアンケートで客観化する。
・エド・ディナー先生の研究
→子供もみんな幸せ研究をしている。
「人生満足尺度」で測定。
・WHO ワールドハピネスアワー では日本の
幸福度は低いが アジア人は5が中心になるように答えるから。
欧米は8だから高くなる。
・ディーナー先生・心理学者による幸福尺度
・貧富の差の大きい国は幸せ度は低い
・Dienerの幸福尺度 ??
・過去の幸福研究による、幸福に関係する要因リスト。??
世界中で100位の項目が研究されている。
・世のなかで言われている良いことは大抵幸せにつながっている。
・クラスの標語になっている様な事はたいてい正しい。
・ただし例外として時間に多少ルーズな方が幸せらしい。
・規則ただしい生活をしていると幸せ
・年齢と幸せ→40歳がどん底
・日本ではそのあたりに「厄年」がある。
・年をとると老年的超越で生きているだけで幸せ。
・日本は高齢化が進むと世界一幸せな国になる
そう思うと楽しい。
・幸せな人は(結果的に)長寿だ。
・長続きしない幸せと長続きする幸せがある。??
※ 「幸せの四要素」につきましては昨日綴りましたのでそちらをご覧ください。