Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

『高校生の進路ノート スタンダード』ワークショップ 資料1/2

 地域の繁栄とは? レクチャー
私たちは何の為に仕事をしたり勉強したりしているのだろう?
「キャリア教育のゴールは地域の繁栄」という考え方に立つ。
「安心・安全、『地元で幸せに生きる』」が根幹

今回の教材はこちら ↓



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着眼点1
「『幸せ』とは何か?」《慶応SDM》前野 隆司(まえのたかし)教授の「幸せの因子分析」によると、幸せは四つの軸で表せるという講話より抜粋。
1「自己実現」因子・強みや熟達を持っている。
人生の意義が明確な人は幸せ。何のためにしているか考えていること。自己実現を目指し成長している実感を持つ。日本人は自尊心が低いので幸せではない。

2つながり要因「つながりと感謝」
人とのつながりを保ち感謝を感じ親切であること。利他性が高まって良い社会にしようとすると向上していく。社会的課題解決のための活動参加意欲と幸福度は関係がある。人を幸せにしようとしている人ほど幸福度は高くなっている。幸せな人の知り合いは幸せな人が多い。人は健康に気をつけているのに幸せに気をつけていない。

3「なんとかなる」因子
楽観的に物事をとらえ自己を受容し自己肯定感を持てること。自分のことを良いところも悪いところも含めて好きだと高い。ポジティブな感情とネカティブな感情は一対三、放っておくとネガティブの方が強くなる。「上を向いて大股で歩く」と幸せになる。

4独立と「自分らしさ」
人の目なんか気にしない、比較するのは過去の自分と今の自分。他人と比較しない
効率的に最低限の仕事をするという改革より無駄と思えるような会話をするみんなが幸せになれば創造性は高まる。
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 (昼休み)
着眼点2
「『地域』とは何か?」
 「地域」とは、水田耕作に生活の根幹をゆだねていた日本では「土と水に基づいている定着者が生活を営む場所」を示してきた。ここでは「不満な現状を変えるために活動ができる範囲」としてとらえる。
  生産年齢人口が減少する中で「豊かで、不安の無い地域」を築く為に当事者として問題解決に行動を伴う実践で参画することが求められている。在地の住民が地域を客観的に観察し、改善方法を自ら提案し、評価を重ねていく持続可能な※「内発的発展」を模索する必要がでている。
  地域を客観的にとらえるには定住している人間と、外部の人間との中間にいる漂泊者であるUターン者や外部から入ってくる移住者を取り込む場づくりと社会を変えていく技術と組織を地域で築いて行く工夫が求められている。
  このワークでは現状を客観的に分析し、地域について共有する価値観を可視化し現状だけでなく将来の問題も解決する力の育成を狙っている。

※「内発的発展」論、鶴見和子

時間不足で資料を読む時間があまりとれませんでした。

つづく・・・・・