Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

2019 慶応SFC ORF の様子 その3

慶応大学   SFC(湘南藤沢キャンパス)の ORF(オープンリサーチフォーラム) が

今年も六本木の東京ミッドタウン似て開催された。 

https://orf.sfc.keio.ac.jp/2019/ 

参加できたのは土曜日(2日目だけ)だが  

気になる展示をサラッと拝見してきた。

 

パターン・ランゲージの使い方徹底解説 & 体験ワークショップ
出展団体 : 井庭崇研究室 (総合政策学部) 

web.sfc.keio.ac.jp

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サバティカルから戻ってきた井庭先生

相変わらず忙しそう。

会場は立ち見が出るほどの満席! 

 

パターンランゲージ」とは「中空の言葉」

パターンランゲージとは物事がうまくいった経験則を言語化したもの。

 

中空の言葉

経験談の共有
質問ができる
振り返る
分析ができる、簡単な言葉

 

使い方は多様!

事例:ラーニングパターン

対話のための語彙として機能する
対話のためのツール

パターンを事前に読んでもちより

学びのコツを交換できる。


SFCでは入学後

自分が今まで体験してない学びを交換するワークショップをしている。

カードによって自分の「当たり前」が交換できる。

 

事例:コラボレーションパターン

鳳仙学園の中1でも活用
新聞紙だけでタワーを作る

→コラボレーションカードを使うと全チーム成功

教員研修やPTAでも

カードを選びなぜそれを選んだのか?

 

※ パターンランゲージのアプリやLineスタンプもある


事例:対話の言葉


対話の経験ついてかたりあう
お互い違和感を共有
対話の状態を見直し良くする
人間関係における悩みを解決する
対話のあり方を整える

発信と相手のことを聴く

 

初めての場にも関わらず話ができる

話すことと聴くことを分ける

 

事例:「創造的読書」読書の秘訣

アクティブブックダイアログ

短時間に一冊読める
サマリーが残る

文献読解も向上


事例:「ミラパタ」

高校生の進路支援のためにつくられたのだが

シニアでもできる!

進路を考える
自分の輝き方を見つけてから進む!

 

事例:「旅の言葉」
認知症とともにより良く生きるヒント

町田市の出張認知症カフェ
秋田 物物交換の場で対話の場を提供
大阪の病院の待合室
大阪の市の会議の場
認知症ケア専門士 言葉のギフト


認知症体験
高校生が小学校に旅の言葉を紹介

カードでできる事をリストアップ ポジティブに考える支援

認知症ケアパス

たびの言葉の使い方は無限


事例:プレゼンテーションパターン

TEDを観てカードを使い
プレゼンテーションの良さを分析

プレゼンテーションの解説

デザインの改善支援
三分プレゼンテーションをして
プレゼンテーションパターンを使って
アドバイスする

ピアに高め合う

事細かにアドバイスするのでなく自分たちでカートからヒントが得られる。

 

事例:プロジェクトデザインパターン

言語化が難しい
シンプルな言葉を紡ぐ
シンプルな言葉にまとめる

新規事業企画

対話ワークショップに活用

 

事例:おもてなしデザインパターン

ホテルや旅館のフォーマット化されたおもてなしではなく

その場その場で

自分たちのなりのおもてなしを考えるようになろう。

カードを使って学び合う
一枚の紙に書く
共通のでボキャブラリーにする。


事例:探究ナビ カード
現在全国の高校生三万二千人が利用

探究は自分でやらなければならないので
なかなか教えにくい
それを支援する
それにより

ふりかえりの質が変わった!
ボキャブラリーが変わる

※好評につき来月から一般にも販売とのこと。