パネルデイススカッション「 新学習指導要領に向けた 教育の情報化 」
★コーディネーター
奈良教育大学大学院 教授 小柳 和喜雄 氏
★登壇者
・学校におけるICTの活用日常において使う環境作り
〇新指導要領を踏まえての学校における日常のICT活用。
・全普通教室に提示用情報機器を設置
・実際整備した環境は28年に川根。
29年は中山間地・専門高校
県立高校は計画的に整備中
「ステージ3」に近づける
静岡県ICT活用
〇教材研修ハードをセットで提供すると慣れ染む
どの先生でもできそうなものを普及促進していく。
市内に6台ペッパーくんの導入
現状は小集団に一台
授業の中ではこれで良い
情報活用能力を高めるには一人一台があると良い。
振り返り、学びの蓄積には一人一台が良い
一人一人の学びの変容を見る。
評価の道具としてICTを使っていく。
〇国として
3・6人に一台→3クラスに人クラス分程度
日常的に使える→各教室で常設
「情報活用能力」の指導について、これまでどのように指導されてきたか。
〇アクティブラーニング研修のなかにICT研修が入っている。
特定の教科・科目ではなく全教科
〇情報活用能力とは一般化か
〇何を考えるか ? 何で考えるか 考えるための教材。
〇情報活用能力って?
「情報教育の目標の三観点」
情報活用の実践力
情報の科学的な理解
情報社会に参画する態度
資質能力の「三つの柱」資質能力からの柱
知識及び技能
思考力・判断力・表現力
学びに向かう力、人間力等
〇社会に求められる力
中学生がなりたい仕事 → プログラマー
情報活用能力を授業で
探究的な学習に入れて子供たちに試行錯誤。
数学。正多角形の作図など
教科書を超えた発見
失敗の繰り返し
明るさセンターの制御をしてみる。
プログラミングの良いところは自分たちの工夫ができること
家庭科で上手に使うお金。→ガチャガチャからプログラミングを知る。
系統的なものを作っていく。
〇「プログラミングをすると頭が良くなるか?」
というアンケートを中学生から取ったところ・・・
「頭が良いって?」
今時の中学生の「頭が良い」というのは
→何かを作り出せるということ。
(先生がそういうから子供もそう思っている?)
〇「考えるツール」としてのICT
録画録音→客観的に自分を見つめる。
イラストや写真
考えを集約・焦点化・比較・他人との違いを確認
デジタルワークシートを思考のためのツールとしてイラストに書き込む
何度でも書き直せる画像や図の上でもできる。
「子供たちが何ができたか」をすぐ確認、何度も確認。
〇アウトカム評価を見ている。
問題発見解決を通してその中で学んでいく
その中にICTの活用があるのではないか
情報活用能力とICTが切り離されたものではない
各教科の学びで育んでいく
各教科の学びを深めていく。