Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

夏の教育セミナー 参加してきました。

横浜で開かれた
(株)ナガセ・(株)日本教育新聞主催
第6回 「夏の教育セミナーに参加」

特別講演①「大学入試改革」

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感想・・・・・

新テストについて 

国語と数学で記述問題が導入される。

国語は現在より20分長い80分
小問3問で構成される大問1問が出題される。
記述量はもっとも長い問題でも80 ~120字程度が上限

数学Ⅰは10分長い70分に試験時間が延長される。
数学Ⅰの内容に関わる問題において設定され
マーク式問題と混在された形で数式等を記述する小問が3問となる予定。

記述式の導入と自己採点
「自己採点」はきっと大混乱になるのでは
自分で書いた答えは分かっているつもり
伝わっているつもりに解釈しがち
自分の解答が正答の条件を満たしているか?
自分の答えを採点基準に照らし合わせて
得点を推測できるだろうか?
その為には
採点基準をしっかり理解する「読解力」が必要。

採点にA.I.が利用されるのはまだずっと先だろう。

記述式の導入に伴って結果は9段階の段階値として示されるそうだ。
受験生にとっては自己採点結果がどの段階に該当するのか知っておきたいだろう
そして、個別試験や私立大学受験を考えると
自己採点はなるべく正確に
特にミスがあったところはしっかり確認しておきたい。

新テストの導入は現在の2年生
いよいよ次年度
令和3年1月16(土)及び17(日)の実施
国語と数学の記述式に帯する予行練習が
10000人規模で11月に実施される模様。

英語は「英語(筆記)」を「英語(リーディング)」に改称
配点を「英語(リーディング)」を100点試験時間は80分
「英語(リスニング)」を100点試験時間は60分→うち解答時間は30分に変更
「英語(リスニング)」に置ける音声の読み上げは現在は2回だが
1回しか読まれないものも出題とのこと。

センター試験の「理科」で出題されてきた洗濯問題は出題されない。

浪人生の場合も特に過年度生のための問題は作成されないようなので
「新テスト」を受験する事になる。
新課程対応の問題は2021年に予告が出る予定。

その他の話題としては
英語の4技能評価と英語成績提供システムについての話題も提供された。