Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

夏の教育セミナー つづき その2

横浜国立大学 副理事長の講話

「大学は今、何をしようとしているのか?」

大学は研究と教育の場
新しい最先端の知識を生み出す
研究の教科書はない。
新しいものを生み出すということはそういうこと。

高校の先生は生徒の合格の為に
一生懸命対応策を授けるが・・・
以前、入試相談の場で「総合問題」の対策は教えられないから
「受けるな」と高校の先生からアドバイスを受けたという受験生がいた
その受験生には「教師の限界が君の限界で良いの?」と尋ねた。

大学は「研究」に巻き込まれて「学んでいく」ことができる学生が欲しい。
教育現場では「主体性」を育むことがうたわれている。
それも幼年期から大学教育までずっと
それほど「主体性」は育っていないのか?

高校では大学院を視野に入れて進路指導をして欲しい。
大学院に入ってから「主体的な学び」ができないことに初めて気がつく
これでは遅い
アドミッションポリシーをしっかり読んで欲しい。

大切なのは「主体性」
大人から許可をもらわないと行動できないのでは・・・
自分で判断して行動する人になって欲しい
「知識」を創る側にまわって欲しい。
イメージ 1

現代はバーチャルとリアルの世界が相互に関わる
ソサエティー5.0(インダストリ4.0)の時代
世の中の仕組みが分かっていて
数学ができる人が欲しい。

学部を横断する学位プログラムも今後生まれてくるだろう。