Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

授業力向上フォーラム(名古屋開催) 溝上慎一先生

溝上慎一先生の講話

 

・学校と社会を繋いでいく作業

・①アクティブラーニングの最終定義
・②学校(高校・大学)から仕事への規定力は10%
 しかしそれに注力
・③トランジション
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・教育の質保障「加速度」プログラム、エビデンスベース・可視化の流れ。
・「アクティブラーニングの定義」
 今まで→
 一方的な知識伝達型でない能動的学習の総称
 
 昨今
 →能動的な学習には、書く、話す、発表する等の活動への関与と、
     そこで生じる認知プロセスの外化を伴う。
 
     (認知プロセスとは
    「知覚・記憶・言語・思考といった心的表象としての情報処理プロセス。」)
     となった。

・「思考」というより「認知」
・「思考」
 →論理的/批判的/創造的思考、推論、判断、意志決定、問題解決など。
・2種類の他者「親密圏」と「公共圏」その観を媒介していく言語
・記憶「ワーキングメモリー」(キャッシュメモリー)の研究、
 主語述語の関係に戻る記憶→何分かの話で、リスト化など、
 「ワーキングメモリー」を鍛えるのに、アクティブラーニングは大切。
・主体性って言っても高校と大学をまとめて話すのは難しい。
 大学とはものすごくずれる。
・主体的にやれている生徒はかなりいる。
トランジション調査から文武両道は意義がある。
 しかし、キャリアに関しては問題がある。
 他の人と協力したり話は聞けるが、
 他の人と議論したり、
 発表ができるという能力は意外と人並み。
 元気があっても学習の課題、
 思考の表現ができない。
 部活動だけではダメ。
・学校全体の視点として、もう少し彼らに勉強させる視点が欲しい。
・関係性は良いが学習力が弱い、
 かなり基本的なアクティブラーニングをしている。
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 何度も聞いている溝上先生の講話だが進化しているなぁ。