Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

2019 慶応SFC ORF の様子 その1

慶応大学   SFC(湘南藤沢キャンパス)の ORF(オープンリサーチフォーラム) が

今年も六本木の東京ミッドタウン似て開催された。 

https://orf.sfc.keio.ac.jp/2019/ 

参加できたのは土曜日(2日目だけ)だが  

気になる展示をサラッと拝見してきた。

 

まず今年のテーマはこちら

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見学したセッションより

第四次産業革命とSDGs
出展団体 : xSDG・ラボ
出展団体代表者 : 蟹江憲史 (政策・メディア研究科) 

 

SDGsの中での貧困削減が到達が最も難しいゴール
格差の拡大 消費の減退 ポピュリズム 世界的な経済システム分断 グローバルマーケットの崩壊
企業価値という点でも関わっていく
金融で何ができるか?

リスクとリターンのバランスが取れている 

さらにインパクトという評価指標
SDGsCSV Creating Shered Value
高齢化の中での地域の未来像を描くことが地域金融機関には重要になっている。

おにぎりと柿の種の話
金融にも言える 8年後に柿のなる価値よりも今のおにぎり?

将来のキャッシュフロー
企業価値の半分は8年先の未来にある。
企業の目的・意思をしっかり評価する。
マテアリティ 

ケイパビリティー(capability)

リスクリターンインパク
10年先20年先の価値

金融とSDGsは世界的なテーマになっている。
国連開発計画UNEPでも話題になっている。

 

来年の四月から義務教育にSDGsが入っていく
一つの技術や科学という話と人文学的なバランス感覚
これが学べるのが主催しているラボ
いろいろな業種の人と話し合う
SDGsは共通認識のためのコミュニケーションツール

17のアイコンの他に169のターゲットがある。
この翻訳家を若者と一緒にしていきたい。

SDGs日本モデル宣言」を出したい。
ヒューマンネットワーク
最終的には人間の開発が課題となる。

UNDP拠点を途上国に作る。

 

ウェルビーイングは新しい社会の指標になる。
瞬間スナップショットの売り上げ利益ではなく
会社の投資は長期にわたる サスティナビリティ投資
人権・生物多様性・気候変動 エネルギー・ウエブなどの専門家チームで働いている。
どのようなアクションプランをとってくか?

 

四つのフェーズ
ソーシャルイノベーションを加速
持続可能な消費を促進
地域コミュニティーを持続可能に
災害・人道支援への対応

 

プラットフオームの活用
寄付・ボランティアでは継続しないため
本業を通じてサステナブル(Sustainable)な社会課題の解決を目指す。


社会課題×社会起業家×企業
クラッチ募金 簡単な寄付ができる ポイントで寄付できる。
EARTH MALL の立ち上げ

 

消費もライフスタイルもサステナブル(Sustainable)
売っている商品をサステナブル(Sustainable)なものにしていく 

認証商品を扱う

労働者がちゃんとお金をもらっていない商品は売らない

意識の高い者だけを対象にしない。

 

「できない」と言われていたことが

できてきた。
「自我作古」・・・わたしにも歴史が作れる。

肯定から始めることが大切 

「それはダメ」でなく「やってみよう」から始める。

 

第四次産業革命とSDGs

第四次産業革命とは
コンピュータによって世の中が変わること。
SFCには各分野の第一人者が揃っている。


慶応の創設者、福沢諭吉の思想とSDGsは親和性が高い

やりたいことが低コストでできる。

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インターネットの時代


イデアがあると小さいコストでできるのが第四次産業革命
何かの問題に対応しようとしたら
地球上の多くの人の知恵を集めることができる。

一人一人ではできなかったことが

低いコストで実際のアクションとしてできるときになった
インターネット文明 地球は一つ 「グローバル空間」

リアルスペースとサイバースペース
現代人はもはやリアルスペースを知らない

もはやサイバースペースで生きている。

やれることもたくさんあるけれどもリアルスペースを知らないといけない 
インダストリーが全て結合する
今まで繋がっていなかったことがつながる。


価値の交換はどうやってできるか?

現在人類の6割かネットがつながっている
2030年世界中のすべての人がネットにつながるというのがゴール

あたらしい技術で良いことをする。

 

 

経済メカニズムが地球のことを考えない状況が続いている。
地球が壊れそうだというメッセージを出し続ける。

一人一人が
目の前の問題に気がついたら自分のものとして考える。
そのためにどうしたら良いか?

一人一人が自分ごとになっていくこと。


高校生と一緒にサステナブル(Sustainable)な買い物をする実験をした。
産地の人が儲かっているのか?
今まで考えていなかったことに気がつく

ラルフローレンは全部の商品にQRタグをつけと誰が作ったかわかる。

企業が動きだしている。

 


グローバルスペースとナショナルスペース

各国で自国第一主義が台頭する流れについて

国際・国内のどちら?ではなく大事なことは共存
サイバースペースとリアルスペースも

ナショナリズムが台頭とても 

分断した国を結びつける 
貧困などの問題がある。
どんなに他の国との境界をはっきりさせても共通の課題がある。

 

SDGsは一つの世代で話をするわけではない
子供たちのストレートな意見が必要

 

綺麗事で勝負することができる社会を作ろう
SDGsはきれいごと
それが揶揄されない世界を作ろう。