Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

担任から保護者へ

保護者の皆様へ 「共著者」である私から。

 (感染症予防の為、教室でのご挨拶に代えて)

  新しい制服に身を包んだわが子・・・・以下一部抜粋


  ここから始まる三年間素晴らしい成長を遂げてくれると思います。
  いまだ、世の中を震撼させている新型コロナウイルスの蔓延
  社会の仕組みや人々の考え方を大きく変えています。

 

 昨年度は教育現場も大きな影響を受けました。
 皆様も中学三年生というとても大切なタイミングの中で
 この変化を体験し実感しながら
 本日、この日を迎えられたのではないでしょうか。

 

  一方で、数百年単位でとらえるべき新しい技術による社会の変化
 不安定化する国際関係
 長寿・高齢化による働き方、暮らし方の変化
 今の若者たちは、私たちの世代以上に
 進路について常に考え、軌道修正を重ねながら進む時代になると思います。

 

  大人ですら、「みらい」を描くのが難しい時代。
 学校、保護者はその「みらい」に向けてなにができるのでしょうか?

 

  高校現場も昨年度は大学入学に関する改革が進められ
 度重なる制度の変更に対応しながらの一年でした。

 

  次年度には新教育課程の導入・実施が迫っています。
 これらの変化は制度的には年度ごとに行われていますが
 現場にはすでに、「先行実施」というかたちで導入が始まっています。

 

  このような中で
 三年後のゴールをどのように描けるのでしょうか。
  わたしは、人には、一人ひとり違いがあり
 それぞれの良さを生かして「みらい」を築いていくものと考えます。

 

  主人公はお子さんです、お子さんの人生は誰かの人生ではありません。
 ただし、一人では自分の進路を導き出すことは難しい面があります。
 そこを支援するのが、学校、家庭の役割なのではないかと考えています。

 

  お子様の進路ストーリーの「共著者」として
 ひとり一人が自分のストーリーを紡ぐお手伝いをするのが
 私の役割なのではないかと考えています。

 

 続きは、夏の三者面談でお話ししましょう。

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先週ですが、グランドで対面式がありました。