人の移動を44のテーマに分けてその全体像をとらえようという本。
国際化、グローバル化、インターナショナル、ボーダーレス
コロナ禍ではあるが、海外との交流抜きでは生活できない。
世界人口が増え
労働搾取・戦争からの回避・チャンスの追究・・・・移動は多種多様になった。
そしてぶち当たる排斥や迫害
調和のとれた未来の実現は可能なのか?
ゆっくりと時間をかけて交流が深まっていく「クレオール化」の場合は
一方の文化が同化、融合していくのではない。
アイデンティティや文化が調和を保ちながら
対等に混交していくものでもない。
出会いのスペースで
全く新しいものが生まれる「クレオール化」
私たちがたのしんでいる音楽・踊り・食事
ジャズ・レゲイ・ロック・サンバ・サルサ・カポエラ・モダンヨガ・無国籍料理
これらは
出会いというものいかに生産的・創造的なものなのかを物語っている。
移民は地理でも大きなテーマ。