【思考・判断・表現】(私見)
(↓シンキングツールを活用して知識の構造化を図る)
自然地理の原理に関して
アルゴリズム的に整理構造化する学習過程と、
自らの自然界の解釈(素朴理論)からの判断、
言語化による「表現」を通じての認知過程への移行を想定する。
「表現」活動によって知識の再構成化が促進され、
さらに論理的思考力だけでなく人間らしく感情を経由したヒューリスティックな表現も身につけられる事が好ましい。
ここではワークシートにこの流れを流し込み
「データ収集→情報の集積→知識の構造化」までの「学習過程」と
「知識の活用という次の活動」へ向かって「調整」をしながら
「統合・再構造化」→「適応」→「熟達」に至る「認知過程」という
二つの主体的学びの過程に繋げるイメージで授業展開を立案した。
系統地理で学ぶ自然の原理と人文科学の知識が関係を持っていることに気付き、
投げかけられた「問い」で「何が問われているか」
それを自分の持っている「知識」の構造と比較し
「自分の答え」が用意できること。
さらに自然界の中にある現象に自身で気がつき
(「!」)疑問を持ち(「?」)好奇心を持って(「♡」)次の学びに向かうこと、
自然に「次に知りたいと思うこと」(「?」)が出てくる姿が好ましい。