Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

【第6回反転授業オンライン勉強会】

昨夜は「IDによる授業設計の実践と教育効果測定」というテーマでした。

勉強会の録画動画は以下のリンクから見ることができます。
 
自分も第二回の時のスピーカーだったのだけれど、みなさん、ものすごい勢いで進化していて、とてもついて行けません。
 
 とりあえずメモ。(何となく、こんな内容だったような・・・)
 

 山崎さん

 
    授業を反転させるのは何のため?
 「教材設計マニュアル。」でインストラクションデザイン(ID)を学ぶ。
  学習目標の立て方は難しい
   「○○を理解する?」頭の中の出来事は変化が見えない、それを「評価」はでき  ない。
 アウトプット 行動・評価基準・合格水準が不明
    例「○○について資料を見ずに記述できる。」 といったものなら合格
  学習を行動で表す (5分類すべて入らなくても良いがこれは入れたい)
 
・ガニェ の学習成果の5分類
頭にまつわる
   ①言語情報→覚えて再び思い出す
 ②知的技能→様々なレベルがある。二桁のかけ算
 ③認知的方略
 
身体にまつわる
 ④運動技能
 
 ⑤態度
 
 ※ ①から⑤では
  教え方・学び方・評価方法は違う
    ②「知的技能」についてはどこまでを求めているのかが分かりにくい。
  水準を決める。どのレベルを求めているのかを書いてあげる。
 
 
 ※「頭」の問題と「身体」の問題と「態度」が多重に入り組んでいる。多重に統  合された目標という。  知識・技能・態度
 
  IDについて興味を持って欲しい。学びつつける(態度)を見に付ける。
  双子の目標の事例。
  頭の目標と心の目標の両方。
  という事。
 「IDの道は一日にして成らず。」 

 

 浅田さん

 医療分野での反転授業
  医療現場でいきなり「本番」は無理。
  最初に知識・技能→「救急」の時の練習はシミュレーション→
    ID と アークスモデル  
 
 ARCSモデル→注意・関連性・自身・満足
  新入生「面白かった授業・つまんなかった授業」→ムードルに投稿させた
  →ARCSを自分のために使うのは?と発問。
 
 (しかし、この試みはどちらかというと、失敗した)
 
 幅が広すぎた・・・・
 学習者の意欲を高める方略は?
 
 医学部の学生は「教えながら学ぶ・学びながら教える両方必要」
 授業を受けながらも、一方でどうやって人に教えたら良いかも考えるておく
 

 ADDIEモデル
 A分析(analyze)
 Dデザイン(Design)
 Dデベロップメント(Development)
 I実行(implementation)
 E評価(Evaluation)
 
 一回まわして終わってはダメ
 何度もサイクルをまわしながら、よりよいものに!
 
 スタートがどうか、ではなく改善プロセスをまわしてどう終わったかが大切。
 
 

 堤さん  教育測定効果?

 21世紀型能力開発とID
 
 予習の意義の大切さは分かる。
 応用力って何? 
   企業→どんな方法でも良いから期待される能力を開発してね。

  教育効果とは 教育(研修)が「個人」や「組織」に与える影響のこと。
                                                
 今は「ヒューマンキャピタル」の時代、人材が価値を生む
    期待したリターン
  研修内容を改善するデータ
    経営戦略との整合性
    変化を見える形にする(成果を可視化する必要がある時代になった。)
 
 
 カートバトリックの四段階評価
 
 ①リアクション
   良かったか
   (気に入ったか)
 
②機能を身に付けたか
   (目的の能力)
 
③行動が変わったか
     (行動変容)
   ※学生だと意欲態度?
 
④売り上げアップ
 コストダウンになったか
  (ビジネスの成果)
  ※学校だと志望校合格?
 
 ※ 各レベルの相関・順序はない!

  学習の転移が起こり③がおこるかも(③がおきれば上出来?)
 
  組織は人が継承していくので人材育成は大切
 
企業は
 二つの能力を求めている。
 
 その二つについての学習とゴールは全く違う
   ↓
 学び方も違う
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 ※ラグビー型とゴルフ型とても参考になった。

自分の場合は、PDC Aの間にF(振り返り・話し合い)を入れて行くと良いという話を永谷研一さんの話も活用したい。