Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

iTeachersカンファレンス 2014 Spring その③

iTeachersカンファレンス 2014 Spring のメモ つづき



【第2部】 プレゼンテーション [後編]

岩居 弘樹 先生 (大阪大学
                                             「とりあえずやってみる」


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・昨年秋からipad
・一人一台環境全面ホワイトボードという環境が実現
・恩師・関口一郎先生の言葉
  →ドイツ語授業「学ぶ」から「使う」外国語へ

・授業の流れ
  グループワーク
  →ビデオ撮影・ワークウィザード・ドラゴンディクテーション
  →ビデオ撮影→Youtubeにアップ
  →吹き出しを付ける
 →おかしいところにラベルを貼る

 (ICTを道具としてトコトン、ダイナミックに使い倒している!!!)


・特に一回目の授業は大切
・二回目に自己紹介ビデオ
・アルファベットを言いながら名前を書く
・アプリを使って、自分と相手の名前を入れて交換、これもアプリで発音チェック

 (ICTを活用するからこそできた、
           今までに無かった、語学力取得の流れなんですね。)


・「とりあえずやってみる。」
 ラーニングバイドゥーイングと「学生が言っている」
・多言語演習のかたちが→ トルコ語ベトナム語インドネシア語ipad

・言語環境デザイナー(自称「ファシリティチャー」)
・3つの言語を班ごとに分けて学習
 (これってジグソー法?)

・「大阪大学だからできるんでしょ?」と言われるけれど
 そんなことは
 言葉の習得と偏差値は関係しているか?
 →それほどではない!

 偏差値と自転車・偏差値と水泳の関係のように
 別に大阪大学でなくてもできる!

言語学習のコンビニが実現できそう、
 コンビニのオーナー=教師
 (使える語学を身につけたいという狙いにICTはマッチングするんですね。)



小池 幸司 先生 (俊英館/教育ICTコンサルタント
iPadを授業で使うたった1つのシンプルな目的」


・「教えない」授業
・「書き写す・聞く」→「覚える・解く」授業へ
  文字・画像・動画で時間が30.7%オフ
  (能率的!)


・iponeからipadに画を飛ばすアプリを使って→
                   国語の生徒の論述解答を示す。
Air mac express で閉じたwi-fi環境を作って実施

 (私も、MeoBank SD+でwi-fi作って配布・提出させています。)

・「わくわく感」で導入した
・「デバイス」と「コンテンツ」と「人」の3つが揃わないとできない。
 (確かにその通りと思います。)

・開発したアプリ群
・授業支援アプリ「ACフリップ」
    付箋を貼って簡単にはがせる→これ使って講義

ipad画面を4つ繋げ共有できる「ACボード」
 (なんと2014.5月末まで無料 )

・ICTは「教える」道具ではない
 →「教えない」ための道具。
 (ポイントはいかに「教えない」か!!!)

・もちろん「レクチャー型」の授業も必要
・レクチャー →アクティブラーニング・体験という流れ

・車の運転は知識はインプット → 実技で身につけた

・「教えない教育」を考えたい。

・学問の本質は、
 「学問を自分がどう活用できるか」にかかっている。
 現実社会に応用できないような学問は、無学と言われても当然である。
                                                        (福沢諭吉)

・今「先生のあり方の根本」が変わってきている。
 「コーチングしてくれる人」が必要なのだ。

 (確かに、今、学習指導において、学校・教師の役割は変わろうとしている。)