Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

気候の授業でジグソー法

地理B2年生
 

「気候」の授業 本日はケッペンの気候区分で「温帯気候」

 
 普通に講義をするとかなり退屈
しかし、外せない項目
そこで
①温帯気候の概要は講義する。
 (地中海性・温暖冬季小雨・温暖湿潤・西岸海洋性の4つ)
 
イメージ 2
 
② ここで1つ質問
 ホームステイを受け入れることになりました
「日本の気候ってどんな気候ですか?」
 と海外から問い合わせが来ました。
「あなたはどのように説明しますか?」
 →ショルダーペア(隣同士)で考える。
 発言を求める。
 
③各気候区の分布について地図を塗る。
 
④4つの気候について各々役割を分担して
 自分の担当する気候のみ調べて
イメージ 1
 ・イラスト(植生の概要スケッチ)
 ・ノート(授業用ワークシート)の空欄補充
 ・地名(地図帳で確認して)を説明できるように
 
 各自で調べる(10分)
 
⑤席を移動して、自分と同じ気候区を調べている者同士で答え合わせ
 そしてイラストをホワイトボードに描く
 
⑥もとの席に戻って
 イラストについての解説を聞く
 
⑦自分が調べていない残りの3つの気候区について
 席を動いても良いので
 説明を受けワークシートを完成する。
 
⑧分からないところは質問する。
 
こんな手順で進めたところちょうど65分が過ぎました。
午後の時間帯
生徒の感想は・・・・「集中できた」とのことでした。
 
この授業のために
今回特別に準備したものは
いつものプリントをアクティブラーニング対応に作り替えただけ
アクティブラーニングの実践も
最近はいかに「手抜き(良い意味で省力化)」して
内容を充実できるか?と言った所に移行中です。 
道具もいつも使っているモノを使い回しています。
この実践は明日もふたコマありますので
再度チャレンジしてみます。(^^)/~~~