Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

クラスでつくる地理用語の定義

オープンスクール「アクティブラーニング」地理
 クラスでつくる地理用語の定義

 「農業」の分野からは統計も登場する上に
  なんと言っても用語の定義が難しい!
 普段はバリバリプリントを進むのだが
 「ここぞ!」というポイントについては
 じっくり時間を採っている
 本日はその時間・・・・・ 
 
 「絶対押さえておきたい重要語句をいかに定着させるか?」
 様々名教科・科目で同様の問題はあると思われる
 
 通常は用語の意味を→読んで・説明して・書いて→覚える
 
 今回は、時間はかかるが違ったアプローチでトライ!
 
 ゴールは「クラス全体・指定字数以内(90字以内)で説明文をつくる」こと
 授業のおおまかな流れ
 
  ①説明文に入れる要素を図で示す→
  ②各要素を述べる順番を考える→
  ③コンパクトな文章にまとめる。
 
 
 1回目のトライ
 各グループに要素を全て書かせてみた
 
イメージ 1
 
 結果→失敗(>_<) 
 ボードの見にくさ+短縮授業(50分)だったので
 時間も無くなってしまった
 
 2回目のトライ
 各グループに要素を1個づつで担当させる
 それを順序を考えてて並び替え、組み立てて
 クラス全体で定義をつくる
 
 
イメージ 2
 
 
 やってみて分かったこと検討課題
 
 自分の文章を書く→
 ペアで比較する→
 再度推敲する→
 
 ここまでは順調ところが・・・
 
 次なる関門(-_-;)
 クラス全体でシェアできない!
 
 いったん全部の文章を回収して良さそうな文章を選べば良いのだが
 (このほうほうなら途中経過の評価もできるが・・・)
 
 それでは「その時間内で完成するライブ感」が失われる!
 
 結局模範解答例を示す→これでは興ざめ
 
 これでは答え先にありきで、
 「クラスで生み出した」という感覚が生まれない
 
 そこで時間内完結にこだわり
 定期の文章になるフレームを提示して
 要素を埋め込むという折衷案をその場で提示
 時間内に何とか完成!?
 
イメージ 3
 
 今後ICTが活用できれば
 ひとり一人のテキストを送信して
 その場でクラス全体でシェア
 
 良さそうなものを選んで
 ライブで公開添削
 祝完成!
 という方法も考えられる
 
 
今回の方法
 手応えは感じられた
 もう少し工夫できそうだ!
イメージ 4
 
今回も多くの事を発見した「何も無いと思えば何も無い」でも「何かある」と思えば何かある。地道にアクティブラーニングの授業をつくっているのだが、
教室に世界をつくろうとしているのかも知れない、しかも新しい世界を・・
この授業
 来週もう一度トライしてみよう!