生徒の個別理解度を概観し、よりよい授業づくりのためにLoilonote for school を活用している。
提出カードの「色」と記載「コメント」にて把握する方法をとっている。この方法だと授業前と授業後の生徒の「形成的評価」を簡単に概観できる。
たとえば今回の公開授業・・・
「我が国の風土がもたらす恵みと損失について自然の特徴と関連づけて述べよ。」
では、
① 「我が国の風土がもたらす恵みA と損失B 」も理解している
→ 「青色カード」
② 「我が国の風土がもたらす恵みA と損失B 」についてB は分からない
→ 「緑色カード」
③ 「我が国の風土がもたらす恵みA と損失B 」A は分かる
② 「我が国の風土がもたらす恵みA と損失B 」についてB は分からない
→ 「緑色カード」
③ 「我が国の風土がもたらす恵みA と損失B 」A は分かる
→ 「黄色カード」
④ 「我が国の風土がもたらす恵みA と損失B 」も両方とも分からない
→ 「赤色カード」
④ 「我が国の風土がもたらす恵みA と損失B 」も両方とも分からない
→ 「赤色カード」
として、授業前と授業後にLoilonote for school のカードで提出
すると・・・・
「授業前」↓ (番号順・色だけでなく「コメント」も変化・空欄は科目未選択者)
「授業後」↓ ※(氏名は黒塗りにしている)
授業者としてはまず気になるのは
1人・・・
「赤」のカードのまま残っている生徒
授業前に声かけをすると
「赤」(恵みも損失も両方ともからない)という理由は
「授業で様々な情報が入ってきたので
いろいろな事を考えて、ますます分からなくなった!」
とのコメント
評価は学期末のためでなく
次の授業のためにするとしたら
ICTの活用によって
リアルタイムに進められることは
「授業者」にとってとても有益な武器となる。