Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

アクティブラーニングにおける「評価」

 名古屋・自由が丘・東京・お茶の水で話をしてきて今話題になりそうなのは・・・
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「評価」というテーマでした。
  
 「評価」はテストの点ではない!
 ということは共通認識になってきました。
 そうなると「つけたい力」から考えることになり、
 どんな生徒を育てるか?(育つように手伝うか)にかかわってってきます。

 各教科で育むべき力はまず原点(現行の学習指導要領)に立ち戻る事が必要かと
 さらに
 社会人基礎力・バカロレア等・参考になるものはあるでしょうか。

 そこで現場の人間として私が大切にしたいと思うのは、

 拙著
    現場ですぐに使える 『アクティブラーニング実践』  4章 に少し述べましたが 

 三宅なほみ先生との対話です。
 「評価は次に生徒が知りたいことを知るため・教師が次の授業をするため」
 というところです。

 「問い」も教科書通りの問いではしっくりしないように
 「評価」も現場の感覚を無視してはできないのではないでしょうか?

  教室に通ってくる生徒達の暮らす地域=「風土」(土着の文化や自然)と
 関係があるからです。
 (地域によって未来像も違いますから)

 だから、規準(評価の方向性)・基準(目盛り)は
 最終的に各「学校」の現場の教員が「目指すべき教育像」をもとに
  考えるものになるのではないでしょうか?

 「評価」というとどうしても「テスト」というイメージで捉えられてしまうので
 「アセスメント」という言葉で表すようになりそうです。

 キャリア教育と学習のシナジーとして
 今後期待されるのは、デジタルポートフォリオによって
 学習歴・指向性・目指す夢、を手がかりに
 A.I.からもヒントももらえることでしょう

 そこと、進学先
 たとえば大学なら
 AP(アドミッションポリシー)
 CP(カリキュラムポリシー)
 DP(デイプロマポリシー)との兼ね合いを推測することが可能になると思います。
 
 だから
 当初は混乱があるかも知れませんが
 恐れることはないのではないか?と
 結構楽観的に思っておりました。
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 「どんなゴールを想定するか?」が密接に評価と関係しているのですよね。
 そこが描けるかどうかが問題の様に思います。