夏のインターンシップのまとめ冊子を作成中
(予算がないので学校で印刷製本ですが)
表紙は夏らしくしました。
そのなかから
好い体験をしているなぁ
(させていただいたなぁ)
という感想を紹介します。
地元にある研究機関でインターンして
今回の研修で学んだこと、
強く心に残ったことは、大きく分けて二つあります。
一つは、
「研究」というのは、幅が広いようで狭いということ。
もう一つは、
研究者に必要な能力は理系の知識だけではないということです。
まず、一つ目です。
私はそれまで、研究者は、
自分が疑問に思ったことや調べたいことであれば、
何でも調べられると思っていました。
しかし、お話を伺ったところ、価値のある研究を行うには、
この世界にある数えきれないほどの疑問の中で
「答えが存在するもの」
「ある程度の短い時間の中での解明が可能なもの」
「まだ誰も解明できていないもの」
これら全てにあてはまるものでないといけないということを知りました。
つまり、
何でもかんでも研究すればいいというわけではないということです。
さらに言ってしまえば、
研究というのは、
わからないから研究するのですが、
自分が取り組んでいる研究が必ず解明できるという確証はありません。
その研究に答えが存在するかどうか判断ができるプログラムがあれば良いのですが、そういったプログラムは作ることができないということが理論的に証明されています。
研究者の方は、
必ずしも実を結ぶとは限らないことにたくさんの時間を費やしているということなので、
楽な仕事ではないなと痛感しました。
しかしその分、
自分の興味のある分野に長期間取り組むことができるのは素晴らしい魅力だなと思いました。
次に、二つ目です。
研究者は、自分の研究、内容はもちろん理系のことですが、
その論文を説得力のある英文で書かなければいけません。
また、
自分が研究に取り組む前には、同じ分野の他の論文をたくさん読む必要があります。
これも英語である場合が多いです。
つまり、研究者には、理系の豊富な知識以外にも、
国語力や英語力が不可欠ということです。
私は、理系に進むことにはなると思いますが、
語学力もおろそかにしてはいけないなと、
インターンシップを通して実感しました。
そして、語学力をつけていくために、
私が身近に出来ることは、読書や文章を普段から書くということです。
これらはすぐに力がつくわけではないので、
日々の努力の積み重ねが大切だなと思います。
英語に関しては、多くのアドバイスを頂きましたが、
大切なのは「慣れ」だそうです。
英文も、学校で扱うものだけでなく、
自分から進んで英語の本を読んでいくことが必要だなと感じました。