Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

統計・グラフ作成→文章化→添削

昨日の公開授業ではICTの活用方法として
2つの事例を実施しました。


①「イギリス・日本・ブラジル・ナイジェリア・タイ」の都市人口率データ
 推移をデータからグラフ化→ここはワークシートでアナログ作業。(20分)
 
 この「作業」によって完成したグラフから読み取れる事を
 60字でまとめるというのが今回のMission

 各自、書き上げたものをloilo Noteのカードで提出

 (以下画像は提出期限までに出てきた回答 ↓) 

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別のクラス
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もう一つ
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一人ひとりの文章を添削して返しておく(授業後)

添削をしていて気がついたのはどれも背景にある産業構造の変化(工業化)
が都市人口率に結びついていない点。

次の授業で解説、
答えを示すのにも一工夫
120字→100字→そして60字でまとめた解答例を例示して
圧縮していくエッセンスを伝える。

② 定番のグループワーク「住みやすい都市をつくる。」(提出までで30分)

 ワークシートで都市形態(街路網)に着いて学んだ後
 まず、各自で理想の都市をイメージする。

 個人のプランを持ち寄りグループワーク
 ホワイトボードにて街づくりを進める。
 (この作業は以前からずっと取り入れている。)
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このあと再度各自で都市づくり
そして結果をloilo Noteのカードで各自のプランを提出→期限は20時まで
(個人→グループ→個人)

(以下画像は提出期限までに出てきた回答 ↓) 
イメージ 5
このクラスは放射環状路型がなぜか人気
別のクラスでは、
イメージ 6

カードの1枚目には「図」
二枚目以降にコンセプトを示すようにしたところ
意図が分かりやすく伝わり
見どころを確認しやすかった。

過去の授業で「先輩達が創った傑作」もデータ化してあるので
ICT活用の便利な点として
その場で紹介することができた。

なんとか、2つのインタラクティブな活動を50分に盛り込むことができた
ICTを活用していなければこの授業は出来なかっただろう。