内田樹著「コロナ後の世界」
「尖った言葉が行き交い、外から見ていると、
あるいはスマートなやりとりに見えるのかも知れない。
これが大量に行き交い、蓄積しても
日本人全体のパフォーマンスがあがることに結びつかない・・・」
「正しいか、正しくないかという事も大切だけれども」
それ以上に
「それを言うことによってあなたはどのような『よきもの』をもたらしたいのか?」
周りの人たちの生きる意欲が失せ
智恵が回らなくなるのだとしたら
その言葉を発する人にはそれについての『加害責任』を感じて欲しい・・・」
正しいけれども、賛同できない
正しいけれども、前進できない
「世の中を少しでも住みやすくする」事業においては
人数が増えることも大切だ。
「賢い」つもりでいる大人たちが
「親切」の価値を顧みなくなった・・・。