先週全校で実業団野球の監督をされているOBから講話をいただいた。
・監督(リーダー)の仕事は「判断」する事
チームに魂を入れること
・判断を間違わないために
選手を知ること、選手の組み合わせを考える事、自己保身・思い込みに陥らない、情報の不足に陥らない、客観的に捉える、覚悟を持つ、そして自分に足りない他頃を補う優秀なブレーンを持つこと。
魂を入れるには何のためにそれをするのかという、職業観・人生観が必要。〇〇を通して社会に貢献する。
「『監督』は矛盾への挑戦」
・管理か放任か・・・前の人より厳しいか優しいか、状況によりどこに線を引くか
・過程か結果か・・・過程は大切だが結果が全て、過程は前提条件
・勝利か育成か・・・監督の仕事は勝利、しかし、育成無くして人生の勝利はない
・チームか個人か・・・チーム目標に自分の個人目標をすりあわせる。
・実績か期待か・・・「どちらでもよい」結果で判断される。
「扱いにくい」のは、力の衰えたベテランとものすごい力のある若手。
質問
①チームの雰囲気が悪いときは・・・
自分の周り1メートル四方をよくする。悪くても結果は出る。
②良い選手って・・・
チームに貢献する選手、問題点・状況判断
良い影響を与える「ウイニングプレーヤー」
勝利を手にするものは生まれつき勝利を手にしている。
キャプテンになる人物は最初からキャプテン
監督は絶対か?・・・正しいかどうかは自分にベクトルを向けて考える。
③理想のチームって・・・・
「ビリーマーチン」(元NYヤンキース監督)
「25人が25通りの考えを持っており、いざ決めたらその1つを全うする。」
④言い訳なのか、説明なのか・・・・
それは、自分のためかチームのためかで分かる。
⑤「エンジョイベースボール」とは・・・
全員がベストを尽くし相手を思いやり自分で工夫するということ、これは凄くたいへんなこと。
⑥監督がすること・・・
自分が選手だったらこうして欲しいと言うことをする。
「監督術」を身につけ→「監督学」を学び→「監督道」に至る。
「どう生きるか?」ということ。