確かに日本人はブラジル人よりきっとお金は持っている
最先端の電子機器も持っている
安全で清潔な暮らしもしている
ヨーロッパ中心に展開した世界地図の果ての国
わざわざそこまで来てくれた人を「お・も・て・な・し」する国
さらなる豊かさと幸せを求めて
日々努力を重ねている
Boa tarde.(こんちは)
Un cafe porfavor.(カフェジーニョ一杯ください)
Obrigado.(ありがとう)
路地裏のたばこ屋で見つけたbar(コーヒーショップ)
表のたばこ屋で1レアル(約50円)払うと緑色のプラスチックのゲームコインみたいな物をくれる、それを持って店の奥にあるカウンターに向かう。
おばちゃんにコインを渡すとお湯につかっているデミタスカップを一つ取りあげて、カウンターの奥でコーヒーを一杯入れてくれる。
カウンターの上には金属の容器、日本のふりかけ容器のような大きさだ。
中身は砂糖。
国土の大半が熱帯で、フルーツも豊富で魚もたくさん、そして肉も安い。
鉄鉱石にサトウキビ、最近は石油も発見された、
日本の約23倍の面積、大豆畑だけで日本と同じ広さがある
豊かな国だ
政治はぐだぐだ
貧富の差も大きい
白人・黒人・インディオ・混血人種は実に多彩
みんな自分の個性を前面に出している
そしてなにより若い
若者が多い
入れてもらったコーヒーは
苦みより酸味が強い。
「幸せとは」「豊かさとは」地球の裏側で考えていた
産業構造が変わった、教育も変わらないと・・・
どこかの国の誰かが作ったものではなくて
日本人も日本人の「幸せ」「豊かさ」を考えるときに来ている
おばちゃんに入れてもらったコーヒー、砂糖を多めに入れると疲れがとれる気がする。
今日も結構歩き回った
現場の肉体労働にはこいつが良い。
Obrigado.(ありがとう)そして歩き出す。